(管理人ツイッター)
”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

この記事では、Mリーグに所属する選手についてご紹介します。
U-NEXT Piratesのチームメンバーである瑞原明奈(みずはらあきな)さんです。

↑パイレーツ公式ツイッターより

このクールな雰囲気をまとった女性が、Mリーグで活躍する瑞原さんです。
実はこの瑞原さん、ある意味で「もっとも一般人の目線に近い」とも言える方なんです。

瑞原さんは、たとえばチームメイトの小林さんのように学生のころからずっと麻雀をやってきた方ではありません。麻雀をやるよりも、”観ること”だけをやってきた方なんです。

テレビで活躍する麻雀プロ達を見て目を輝かす、瑞原さんは元々そういう麻雀ファン”でした。見るだけで満足していた世界に対して、好きすぎていつしか自分でもやるようになった。

そして、”好きの感情”だけでひたすら努力をし続けた。すると、細い糸をたぐり寄せるように縁が生まれて、Mリーガー瑞原明奈が誕生しました。

そんな瑞原さんが、どんな糸をたぐり寄せてMリーガーとなったのか?Mリーグの舞台でどんな活躍をしてきたかについて、この記事で隅から隅までご紹介していきます。

初心者でも読みやすいように、麻雀の細かい技術よりも瑞原さんの個性へフォーカスした内容を書かせていただきました。それでは、記事の本題へ移っていきましょう!

U-NEXT Piratesのチームメンバー「瑞原明奈」とは?

瑞原さんは、Mリーグ2年目のシーズンに加入した選手です。(株)U-NEXTの運営する”U-NEXT Pirates”へ所属しています。

元々の瑞原さんは、麻雀なんか何も知らない大学生でした。身の回りに麻雀を教えてくれるような人はいません。そんな時、ふとケーブルテレビで麻雀の放送をやっているのを目にします。

当然、ルールなんか何も分かりません。その時に抱いたのは「麻雀牌って美しいな」という気持ち。

麻雀では、全部で34種類の牌を扱います。それらを組み合わせて様々な役を作るのですが、牌そのものの多彩なデザインや美しさに心を惹かれたのです。

そうして、なんとなく麻雀の放送を観るようになり、麻雀という競技の物語性戦うプロ達の個性にも興味を持つようになりました。

自分ではやらないけど、観るのは好き。「観る雀」と呼ばれる、観る専門の麻雀ファンとなったのです。
Mリーグが発足した後の2020年現在であれば、多くの「観る雀」の人がいますが、当時はかなり希少でした。

そのまま大学を卒業し、会社員をする中で「自分でもやってみたい」と思うのですが、身の回りにやれる環境がありませんでした。麻雀を一緒にしてくれる友達なんか一人もいないのです。

そこで始めたのがネット麻雀です。瑞原さんは、ネット麻雀をしながら社会人として生活していきます。
途中、結婚を機に会社を辞めて引っ越しをすることになります。その時期に、さまざまな縁があって麻雀プロになるのを決意するのです。

しかし、瑞原さんは麻雀プロの活動だけをバリバリこなしていたわけではありません。プロ入りした後に、出産と育児で活動を休止する時期も多かったのです。

現在は2人の子を持つ瑞原さんですが、最初の出産はプロになって1年足らずの時期です。出産と育児でプロ活動はできなくなるけど、大好きな麻雀をおろそかにしたくない。

そこで目を付けたのが、麻雀を始めてすぐのころにやっていた”ネット麻雀”です。

子どもを寝かしつけた合間など、時間が許すタイミングはネット麻雀ゲーム【天鳳】をひたすらやり続けました。麻雀の実力を落とさないため、ただそのためにやり込んだのです。

この時の経験が、のちの瑞原さんの運命を大きく変えることになります。ネット麻雀によって、飛躍的な実力の向上を得て、ネット麻雀界の実力者として知られるようになりました。

Mリーグへの加入へ繋がる細い糸

合計で2回の産休を挟みながらも、瑞原さんは確かな実力者として知られるようになりました。麻雀プロとしての活動を行い、大会などへ参加する機会も増えていきました。

そんなある時、麻雀界を大きく揺るがすような出来事が起こります。
それが、2018年7月17日に起きた「Mリーグの発足」です。

初年度のMリーグは計7チームで構成されていました。その中のあるチームは、とある”チームカラー”を持っていました。

ネット麻雀で主流となって広がってきた”デジタル”と呼ばれる思考を持つ選手たち。そして、そんな選手たち自身もネット麻雀への関わりが深い。
そんな”デジタル集団”とも言うべきチームこそが、Mリーグチーム”U-NEXT Pirates”です。


パイレーツは、残念ながらMリーグ初年度に5位で予選落ちしてしまいました。そして翌年の2019シーズンを迎えるにあたり、新たなルールが制定されました。
それが、「チームは必ず男女混成にすること」というものです。つまり、男性3人で構成されているパイレーツは必然的に女性プロを1名加えなければなりません。

どんな人を加えるのがいいでしょう?
強いのは当たり前、その上でやっぱりパイレーツのチームカラーに沿った選手が欲しい。

「強い女性プロで、ネット麻雀とのかかわりが深い」
ここで名前が挙がったのが、あの”瑞原明奈”でした。育児中に実力を落とさないためにやり込んだネット麻雀。その成果がこんな形で実を結ぶことになったのです。

瑞原明奈の特徴①麻雀が好きな「ファン代表」

もともとは、麻雀牌のデザイン・打ち手の個性などが好きな「観る雀」だった瑞原さん。そんな彼女にとっては、チームメイトの小林さんや石橋さんは「テレビの中の人」です。
小林さんの紹介記事 ⇒石橋さんの紹介記事

「観る雀」だったからこそ、麻雀は一部の人しか楽しめない競技だったのを知っています。もともと、この世界は自分が一人でテレビを見て楽しむだけの世界でした。

しかし、Mリーグができて自分が加入した時、麻雀という世界は別物になっていました。多くの人がスポーツ観戦のように盛り上がっている。

麻雀が自分の知っている世界ではなくなっていたのです。一人でひっそりと楽しむものでは無く、ファン仲間と一緒に熱狂できる競技になりました。そんな状況を見て、瑞原さんは
「なんて最高なんだろう」

と口にしたそうです。自身が麻雀ファンで、一緒に楽しめる人がいなかったからこそ、今の状況に大きな感動を覚えたのです。

瑞原明奈の特徴②包容力あふれる二児の母

瑞原さんは麻雀プロをしながらも、普段は2人の子どもを育てるお母さんという顔を持っています。
その様子については、パイレーツのYouTube配信などでお話ししてくれることもあります。

プロ活動で忙しい中でも、家事も確実にこなしてお子さんを育てているようです。

そして、ご自身が指名されたドラフト会議の時は、家族と一緒にその様子をテレビで観覧。しかし、子どもの相手をしていてあまり内容に集中できなかったらしいです。

そんな瑞原さんですが、ふだん子どもの相手をしているだけあって”包容力”を感じさせる場面もあります。特に、すぐネガティブ発言をするチームメイトの朝倉さんに優しいフォローをしている印象が強いです。
ネガティブな朝倉さんの紹介記事

それと、どうやら瑞原さんはパイレーツに元々いた3人と相性がいいらしく
「瑞原さんが入って、明らかにパイレーツが明るくなった」
というのは有名な話です。チームメイトの小林さんいわく、もし瑞原さんが入らなければチームが暗すぎてヤバかったとのことです笑

瑞原明奈の特徴③刺すような鋭い眼光

瑞原さんは、自分の中にはっきりした芯のある人物です。
意見があやふやなまま周りに合わせるようなことはしません。それでいて、自身の中に直すべき点が見つかればそれを直そうと努力することもできます。

そんな芯のある人物ですから、麻雀においては強い闘争心を持っています。
どんな人が相手でも手を抜くようなことはしない。たとえ”真剣勝負の場でなくとも”麻雀である限り本気を出すのが瑞原さんの特徴です。

だからこそ、完全な真剣勝負であるMリーグでは驚異的な闘争心を見せます。
特に、瑞原さんが”してやられた場面”では、刺すような鋭い眼光で相手をにらむことがあります。あまりに眼光が鋭すぎて、にらみで相手を石にする怪物「メデューサ」と呼ばれたこともあるほどです。

↑メデューサはこれです

瑞原さんが鋭いにらみを始めて見せた時、「にらまれたい」という訳の分からない声が続出したこともあります笑

鋭いにらみが無い試合でも、瑞原さんの意志の強さはよく分かると思います。ぜひ、その情に注目してみてください!

U-NEXT Piratesの瑞原明奈についてまとめ

では、ここまでをおさらいします。

■瑞原明奈とは?

  • U-NEXT Piratesのチームメンバー
  • 元々はただの「見る雀」
  • 牌のデザインが綺麗で興味を持った
  • 産休の合間にネット麻雀で実力を挙げた

■瑞原明奈さんの特徴

  • 特徴①麻雀が好きな「ファン代表」
    テレビの向こうにあった世界へ来た
    昔と違い、麻雀は一人ではなくみんなで楽しめる世界になっていた
  • 特徴②包容力あふれる二児の母
    プロ活動と家事を両立している
    包容力あふれる優しさを持っている
  • 特徴③刺すような鋭い眼光
    非情に芯が強い
    麻雀は、真剣勝負じゃなくても手を抜かない
    Mリーグでは鋭い眼光を見せる

どこまでも麻雀を愛する瑞原さん。元々は、一緒に楽しめる人がいなくても一人で麻雀を観て楽しんでいました。そんな”好きの気持ち”だけで実力を上げ、細い糸をたぐり寄せ、Mリーグという最高の舞台へ到着。

テレビの中の世界に実際にやって来れただけでも、まずは大きな喜びを感じたはずです。
そんな瑞原さんは麻雀の勝ち負けをこう例えます。
「麻雀に勝てないときは、麻雀に”フラれた”と感じる。麻雀に勝てた時は、”愛を返してもらえた”と感じる。」

麻雀を心から愛しているのが伝わる言葉だと思います。
そんな、麻雀を愛し続けた瑞原さんは、Mリーグという夢の舞台でさらに大きな愛を返してもらうことになります。


Mリーグ2019シーズン、U-NEXT Piratesが優勝!
それに対する本人の言葉がこちらです↓

パイレーツ優勝の軌跡を記した記事

元々は、麻雀牌のデザイン競技の物語性戦うプロ達の個性が好きで、ただ見ていただけの麻雀。一緒に楽しむ人もおらず、一人テレビの前で楽しんでいた「観る雀」でした。

そんな”観る雀”は、ひたすら「麻雀が好き」の想いを支えにして前に進み、麻雀から大きな愛を返してもらうことになったのです。
きっとこれからも、自身も”Mリーグに熱狂するファンの一人”として、麻雀を愛する姿を見せてくれるはずです^^

Mリーグは、ABEMAプレミアムであれば全試合を楽しむことができます。もしよければ、そちらからお楽しみください。

質問・連絡などあればメインメニューにあるお問い合わせページからお願いします。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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