(管理人ツイッター)
”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

この記事では、Mリーグに所属する選手についてご紹介します。
U-NEXT Piratesのチームメンバーである朝倉康心(あさくらこうしん)さんです。

↑パイレーツ公式ツイッターより

Mリーガーの皆さんは、それぞれ個性的な人生を歩んでいます。それぞれが歩む人生の中に多くの挫折や栄光があり、それを乗り越えたことで”Mリーガーとして活躍する現在”に手にしているのです。

朝倉さんは、そんなMリーガーたちの中でも際立って異質な経歴を持った方です。少し時代が古かったら、決して日の目を浴びないような存在…
それが、新時代のMリーガー”朝倉康心”です。

朝倉さんはいわば、”新たな時代の麻雀プロ”とでも言うべき革命児です。今までならあり得なかった経歴を歩み、麻雀プロとなり、Mリーガーとして選ばれた…

そんな、他の誰もマネできないような朝倉さんの歩んだ道のりだったり、魅力的な人柄について、この記事で隅から隅までご紹介していきます。

初心者でも読みやすいように、麻雀の細かい技術よりも朝倉さんの個性へフォーカスした内容となっています。それでは、記事の本題へ移っていきましょう!

U-NEXT Piratesのチームメンバー「朝倉康心」とはどんな人?

朝倉さんはMリーグ初年度から、(株)U-NEXTの運営するMリーグチーム”U-NEXT Pirates”へ所属しています。

このように、Mリーガーとして活躍する朝倉さんですが、もともとはどこにでもいるような”やる気のない大学生”でした。

将来やりたいことがないから、勉強を頑張らない。ひたすらゲームばっかりして、目標のない日々を送る。学業に力を入れていないから留年をくりかえす…

あなたの身の回りにもいませんでしたか?
「あの人っていつもやる気ないよね」
「あの人って、何年間も留年を繰り返しているんだよね?」
そんなことを言われる”やる気のない人”、それが後にMリーグで大活躍することになる朝倉康心です。

合計で8年間も通った大学生活の中で唯一、朝倉さんが極めたものがありました。それが、日本で最大級のネット麻雀ゲーム”天鳳(てんほう)”です。

天鳳には数十万人を超えるプレイヤーが参加しており、毎日戦いを繰り広げています。成績のいい人は”ランク”が上がり、成績が悪いと”ランク”が下がるシステムです。

そして、天鳳の最高ランクである”天鳳位(てんほうい)”は非常に難易度が高く、2006年のリリース以降で一人も到達していませんでした。

しかしリリースして約3年半、2011年2月4日に初めての天鳳位が生まれることになります。その人物こそ、ASAPIN(アサピン)のハンドルネームで知られる”朝倉康心”でした。

その日から、ASAPINはネット麻雀界の伝説となります。当時、留年を繰り返して大学に所属していたASAPINは、その実力を買われて様々な試合へ呼ばれるようになります。

時には麻雀プロと試合を繰り広げ、プロ相手に互角の戦いを披露していきます。麻雀プロでないにも関わらず、本を出版する機会もありました。

そうして多くの実績を積んだASAPINは、”業界からオファーを受ける形で”麻雀プロ朝倉康心として、新たな人生を始めることになります。

プロ入りして1年目の2018年、この年は麻雀界にとって革命が起きた年でもあります。「Mリーグ」という日本で初めての”プロ麻雀リーグ”の発足が発表されたのです。

Mリーグ発足が発表されて1か月後、Mリーグへ参加する選手を選ぶドラフト会議の場。ネット麻雀界から彗星のように現れたニューヒーロー”朝倉康心”の名が呼ばれました!

こうして、やる気のない日々を送っていたどこにでもいる大学生は、Mリーグという麻雀界トップリーグへ鮮烈にデビューすることになったのです。

朝倉康心の特徴①ゲームを限界まで極め続ける「超ゲーマー」

朝倉さんは、ゲームが超好きです。それも中途半端なレベルではなく、ゲームオタクと言っていいレベルで大好きです。先ほどの大学時代の話を聞けば、なんとなく想像つきますよね?

ずっとゲームばかりしていて、勉強に対する興味がない。ゲームであれば、何時間だろうとぶっ続けでできる。そんな人、学生の頃なら身の回りにいましたよね?むしろ、あなたがそうだったりしますか?

中でも、”東方Project”というシューティングゲームはめちゃめちゃやりこんでいたようで、それなりにすごいプレイヤーらしいですよ。

他には音ゲーもかなりやりこんでいたようで、とあるメディアで凄い腕前を披露したこともあります。いままで使ったゲーセン代だけで、100万は超えるとのことです。

ここまでのお話しを聞いて、朝倉さんのゲーマーっぷりはよく分かったと思います。最近でも暇を見つけてスマホゲームをやっているみたいですよ。

↑朝倉さんのツイートより

「こんなゲームばかりやっている人がよく麻雀のトッププロになれたよなぁ」
って思いましたか?実は、麻雀のトッププロとなった朝倉さんは、当時から何も変わっていません。Mリーガーとして活躍する現在も、まだ”ゲームばかりやっている人”なのです。

要するに、朝倉さんにとって麻雀とは「今までで一番ハマったゲーム」なのです。考えてみればシンプルな話です。

大学に入ったばかりの頃、朝倉さんは東方Projectを始めとするゲームにハマっていました。その後にネット麻雀ゲーム”天鳳”と出会い、ハマったのです。

ゲームにハマった結果、勉強が後回しになって留年を繰り返します。ただ、ゲームを極限まで極めて日本トッププレイヤーになったことで、Mリーガーとしての未来をつかみ取ったのです。

つまり、YouTubeのキャッチフレーズでもある「好きなことで、生きていく」を麻雀で実現しただけなのです。

朝倉康心の特徴②魂をかけて、鬼の形相で戦う

”鬼の形相”
ゲーマーでオタク気質な朝倉さんからは想像がつかないフレーズですね…

Mリーガーは、多かれ少なかれ人生をかけてMリーグを戦い抜いています。おそらく、全員にその意識はあるはずです。

そんな中でも、朝倉さんはその意識が特に強い様子が見られます。人生をかけているし、なんなら自身の魂をかけている、そんな意識で戦いに臨んでいるようです。

実際には、インタビューでそういう発言が残っているわけではありません。ただ、私はいままでずっとMリーグを見ており、ツイッターもこまめに見ています。そして、朝倉さんの戦う表情を何度も見ています。

それらの情報を総合的に考えると、朝倉さんはそれほどまでにMリーグへ懸けているようです。

朝倉さんが試合している時は、上に載せたフリー画像とは比較にならないくらい本気の顔をしています。生半可な覚悟で戦ったら、気迫だけで心を折られるような表情です。

そんな朝倉さんの本気が伝わる試合を一つご紹介します。
2020年1月14日の2戦目、これは2019シーズンのレギュラーシーズン(予選)中における試合。当時の様子はABEMAプレミアムで公開されています。

8チーム中、上位6チームに入らなければ予選を突破できないという状況です。そんな中、朝倉さんの所属するパイレーツは7位に位置していました。予選の試合は残り少なく、かなりの危機的状況です。

満を持して起用された朝倉さんは、存分に気迫あふれる戦いを見せてくれます。終盤では気持ちが入るあまり、凄まじい表情で戦っているので、関心あればぜひご覧になってみてください。2020年1月14日の2戦目です。

朝倉康心の特徴③ネガティブすぎる、いつも反省ばかりしている

戦う時は鬼の形相を見せる朝倉さんですが、別に高圧的な人物ではありません。むしろ、いつも温厚で心優しい性格をしています。

そんな朝倉さんは、普段からなにかにつけてすぐ反省しています。そして、全体的に弱気でネガティブなツイートも多いです↓↓

↑朝倉さんの自虐ツイート笑

試合があった日には、必ずツイッター上で反省しています。すぐ炎上するし、なんでもマイナスに捉えます。
「なんでこんなネガティブな人がトッププロになれたの?」
と思うかもしれません。私も最初はそう思いました。でも、よく考えたら気付きました。

実は、ネガティブなのは悪いことじゃないんです。
「いつも反省を繰り返しているから、トッププロとして活躍できている」
これが事実です。

麻雀という奥の深いゲームに対して反省を繰り返してきたからこそ、ここまで強くなったのです。このネガティブさこそが朝倉さんの長所だったんですね。

批判されようが炎上しようが、これからも同じように反省を繰り返して強くなっていくんでしょうね。

U-NEXT Piratesの朝倉康心についてまとめ

では、ここまでをおさらいします。

■朝倉康心とは?

  • U-NEXT Piratesのチームメンバー
  • 異質な経歴を持ったMリーガー
  • ネット麻雀”天鳳”を極めた
  • 麻雀界からオファーを受けてプロへ

■朝倉康心さんの特徴

  • 特徴①ゲームを限界まで極め続ける「超ゲーマー」
    めちゃくちゃゲームオタク
    ずっとゲームしていて勉強に興味ない
    麻雀というゲームを極めようとしている
  • 特徴②魂をかけて、鬼の形相で戦う
    本気で自分のすべてを懸けている
    試合中には恐ろしい本気の表情を見せる
  • 特徴③ネガティブすぎる、いつも反省ばかりしている
    いつもは温厚で弱気な性格
    自虐的で、すぐ反省する
    反省するから強くなる

ここまで読んで、ネット社会を象徴するような新時代の革命児”ASAPIN”こと朝倉さんのことがよく分かったと思います。本来であれば、大学でゲームばかりしていたら人生が堕落してもおかしくありません。

しかし、自分の好きな”麻雀”というゲームを極限まで突き詰めることでそれが仕事になり、社会で大きく活躍する。こんな朝倉さんの生き方は、新たな”令和”という時代を象徴しているようにも思います。

ネットの世界を飛び出した朝倉さんは、ネット上では出会えなかったような”温かいチームメイト”に恵まれることになります。結果の出ない日々が続いても、そんなチームメイトに支えられながら、反省を繰り返して前に進む

そうして進んだ先には、ネットだけでは決して得られなかった大きな栄光が待っていました。

パイレーツ優勝の軌跡を記した記事

朝倉さんは言います。
「戦いを通じて、チームメイトの強さ、温かさを知ることができた」と。

インターネットを開き、孤独にネット麻雀だけをやっていた時代は終わり、今は周りに人がいます。これからは、強くて温かいチームメイトと共に反省を繰り返して、さらなる高みへ登っていく。新時代のヒーローは、まだ歩き出したばかりです。

Mリーグは、ABEMAプレミアムであれば全試合を楽しむことができます。もしよければ、そちらからお楽しみください。

質問・連絡などあればメインメニューにあるお問い合わせページからお願いします。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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