Follow @Hiroyuki_1414(管理人ツイッター)
”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!
この記事では、Mリーグに所属する選手についてご紹介します。
渋谷ABEMASのチームメンバーである松本吉弘(まつもとよしひろ)さんです。
#渋谷ABEMAS セミファイナル最終日の先発は#松本吉弘 選手😎
のびのびと、麻雀LOVE💕 I believe打法で行こ―🥰
みなさま、今夜も応援よろしくお願い致します!
— 渋谷ABEMAS(シブヤアベマズ) (@shibuya_Abemas) March 31, 2020
↑ABEMA公式ツイッターより
2020年現在、Mリーグで活躍する20代の男性プロは、この松本さんだけです。麻雀プロの全盛期は「35~45歳」と言われており、実際Mリーグで活躍しているのは40歳前後の世代が多いです。
そんな中、20代でMリーグ入りをした松本さんは、間違いなく若手のトッププロと言える存在です。強くなるために長い年月を必要とする麻雀で、松本さんが短期間に強くなれたのはなぜなのでしょうか?
しかも、強いからといってそう簡単に名を挙げる機会が与えられるものではありません。松本さんはどうやってチャンスを掴み、Mリーグという高みまで昇りつめてきたのでしょうか?
この記事では、そんな若手トッププロ「まつもってぃ」こと松本吉弘プロの素顔についてご紹介していきます。
初心者でも読みやすいように、麻雀の細かい技術よりも松本さんの個性へフォーカスした内容となっています。それでは、記事の本題へ移っていきましょう!
Contents
渋谷ABEMASのチームメンバー「松本吉弘」とはどんな人?
松本さんは、Mリーグ初年度に(株)サイバーエージェントの運営するMリーグチーム”渋谷ABEMAS”へ加入しました。
松本さんは20歳でプロとなり、そこからまっすぐに麻雀界を駆け上がってきた若手トッププロです。若いゆえに将来性も高く、将来はMリーグを背負って立つ選手として期待されています。そしてもちろん、2020年現在もリアルタイムで進化し続けています!
もともとは、中学校からひたすら野球に打ち込むスポーツ少年だったそうです。「麻雀プロになっていなかったら野球選手になっていたかも?」というほど、本気で野球に明け暮れていたそうです。
そんな松本さんが麻雀と出会ったのは高校生の頃です。”麻雀という競技の面白さ”を知り、松本さんの中で麻雀プロが”憧れの職業”になりました。
大学へ進学し、松本さんは雀荘でアルバイトをするようになります。そして、バイト先の店長へ背中を押される形でプロの試験を受け見事に合格。こうして、大学生でありながら麻雀プロとしての人生を始めることになるのです。
大学を卒業し、一般の商社へ就職してからも仕事と並行してプロの活動を続けていきます。そして、24歳の時に一つの転機が訪れます。若手にもかかわらず、發王位(りゅうおうい)という名誉あるタイトルを取得したのです。
發王位(りゅうおうい)は、多くのライバル達を倒すことで得られるタイトルです。全国から延べ1000人を超える選手がエントリーし、中にはプロ歴の長いトッププロも参戦しています。
本来、麻雀プロを始めて5年程度の松本さんが得られるようなタイトルではないのです。發王位(りゅうおうい)を取得したことにより、「若手の松本がものすごく強いらしい」と知られるようになります。
發王位(りゅうおうい)で名前を挙げたことで、また新たな舞台が開いていきました。プロ歴20年近いトッププロを集めるような大会にも呼ばれるようになり、自身の実力を示していきます。
そして運命の2018年8月7日、麻雀プロ全員が注目する”Mリーグ”の第一回ドラフト会議にて「松本吉弘」の名前が呼ばれることになるのです。
松本吉弘の特徴①礼儀を重んじる、「後輩力」が最強な好青年
松本さんの人柄を語るとき、最初に出てくるのが「礼儀正しい」という言葉です。どうやら、この礼儀正しさは生半可なものではないようです。
- いま、自分と話している相手がどれくらいの距離感なのか?
- この人はどういう距離感で自分と接したがっているのか?
- どうすれば失礼なく相手を立てることができるのか?
こういった、相手と接し方に対して松本さんは妥協せずに追求し続けています。疲れているから接し方が雑になる、なんてことはあり得ません。
相手の目線に立ち、「どうすれば相手が気分よく自分と接することができるのか?」常にそのことを考え続けています。その証拠に、松本さんと接した人たちはみんな言います。
「松本は本当に礼儀正しい」
簡単なようで、そう簡単にマネできるものではありません。しかも、礼儀正しいというのは別に相手に媚びるわけではありません。気遣いをしながら、自分の意見もガツガツとぶつけます。
その結果、松本さんはみんなに愛される存在になったのです。
こういった人付き合いに対する真剣な考えは、松本さん本人がおっしゃっていたものです。ただ媚びるだけの後輩はつまらないから、「相手を楽しませるために自分からもガツガツと話しに行くべき」と考えているそうです。
特に先輩から好かれることの多い松本さんは、言い換えれば「後輩力が高い」とも言えます。後輩力が高いからこそ、先輩から麻雀についてのアドバイスをもらう機会にも恵まれます。Mリーガー仲間の萩原さんなんかも、特に中のいい先輩の一人です。
⇒萩原さんの紹介記事
プライベートの場でも、尊敬する先輩から可愛がられ、人付き合いの輪が広がっていきます。当然、そこには打算などありません。その結果、人に恵まれて新たな出会いが増えていきます。
「ただ相手を立てたい」
この気持ちを持ち続けて一途に人と接した結果、気付けば多くの人から好かれるトッププロになっていたのです。
松本吉弘の特徴②厳格なエリート家系
松本さんは元々、麻雀プロのようないわゆる”不安定な仕事”をするような家系の生まれではありません。父親が経営者を務める家庭に生まれ、幼い頃から丁寧な教育を受けて育ちました。
習い事を受けさせてもらったり、レベルの高い学校へ進学させてもらったり、不自由のない環境を与えられてきました。兄弟がステータスのある職業へ就く中、自分だけが「麻雀プロとして食っていく」と宣言します。
当然、家族からの納得は得られません。本業を持ちながらプロ活動をするならまだ分かります。しかし、麻雀プロはごく一部のトッププロしか活躍できない世界です。
だからこそ、麻雀プロ1本で生きていくという選択に対して最初は強く反対されていたそうです。松本さんに会社を継いでもらうのを視野に入れていたこともあり、どうしても受け入れられなかったのでしょう。
しかし、松本さんの情熱は止まりません。
麻雀プロは、生まれて初めてできた「憧れの職業」です。麻雀プロとしての生活を半端に終わらせるわけにはいきません。
こういった家族の反対に対して、どのように向き合ったのか?それは、「麻雀プロとして結果を出すこと」です。發王位を取り、Mリーガーとして指名され、「結果を出すことで説得した」のです。
いまでは、反対していたご家族も全面的に応援してくれているそうです。松本さんの出る試合は必ず見て、応援してくれているそうですよ^^
そんな松本さんの実力を証明するような試合をご紹介します。2020年6月19日の第2試合のことです。
これは2019シーズンのファイナル(決勝)に行われた試合です。優勝チームが決まるまで、この試合を含めてあと5試合という状況。
ABEMASは、他の上位2チームと優勝争いをしている真っただ中において、大ピンチを迎えていました。松本さんが試合をする時には、以下のような点数となってしまったのです。
2019シーズン、ファイナルシリーズ 6月19日、第一試合の終了時 |
||
順位 | チーム名 | トータルポイント |
1位 | セガサミーフェニックス | 188.4ポイント |
2位 | U-NEXT Pirates |
177.0ポイント |
3位 |
渋谷ABEMAS |
6.7ポイント |
4位 | KADOKAWAサクラナイツ | -113.4ポイント |
フェニックスとパイレーツから150ポイント以上も離されて3位。あと5試合しかないとなると、絶対にポイントを減らせる状況ではありません。
そんな中、起用された松本さんはみんなの記憶に残るような劇的な試合を展開することとなります。松本さんのその姿を見て、ABEMASのチームメイト達は涙を流すことになるのです。
当時の試合はABEMAプレミアムで公開されています。感情を強く揺さぶる試合ですから、松本さんに興味があるなら、ぜひ見てみてくださいね。
松本吉弘の特徴③シンプルに見た目が怖すぎる
もしかしたら最初の写真を見てこう思ったかもしれません。
「この人、見た目が怖すぎないか?」
「絶対に表の社会で生きている人じゃないでしょ!」
本日16時は渋谷ABEMAS/日本プロ麻雀協会・松本吉弘プロがゲスト来店致します
卓上のヒットマンと激しいぶつかり稽古をいたしましょう‼
皆様の御来店お待ちしております(*^-^*) pic.twitter.com/yiEsN0TMAr— 渋谷麻雀オクタゴン (@mj_octagon) August 4, 2020
↑松本さんのリツイートから引用
15時からMJアプリ東風3rd参戦致します。よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/lGyEseNQR4
— 松本 吉弘 (@yoshihiro_npm) May 19, 2020
↑松本さんのツイッターより
シンプルに怖いです…
Mリーグの公式HPには、選手を紹介するために顔の切り抜き写真が載っています。権利の関係で引用できませんが、松本さんの場合はその写真がヤバすぎるんです。
そんな松本さんには異名があります。
「卓上のヒットマン」
うん、たしかに。これは完全にヒットマンです。きっと、後ろ向いてる隙を狙って撃たれると思います。
ただ実際に人柄を知ると、ヒットマンからかけ離れすぎているのもポイントです。この人、めっちゃいい人!
渋谷ABEMASの松本吉弘についてまとめ
では、ここまでをおさらいします。
■松本吉弘とは?
- 渋谷ABEMASのチームメンバー
- 20代でMリーグ入りした
- 若手のトッププロ
■松本吉弘さんの特徴
- 特徴①礼儀を重んじる、「後輩力」が最強な好青年
「松本は本当に礼儀正しい」と言われる
人との接し方に妥協しない
礼儀によって、人の縁に恵まれた - 特徴②厳格なエリート家系
幼いころから丁寧な教育を受けた
父親の会社を継ぐ可能性もあった - 特徴③シンプルに見た目が怖すぎる
異名は「卓上のヒットマン」
異名通り、見た目が怖すぎる…
性格とのギャップがすごい
ここまで、見た目が怖いけど礼儀正しい好青年、松本さんのことをくわしくお話ししてきました。松本さんが20代という若さでMリーグ入りした秘密が、なんとなく分かったでしょうか?
松本さんはひたむきに麻雀と向き合い、実力を磨いてきました。そして、その謙虚な姿勢によって人との縁をつなぎ続けてきました。
縁をつないだからこそ、自分より実力のある先輩から助言をいただく機会にも恵まれて、人より早く成長することができたのです。
さらに、誠実な人付き合いによって多くのチャンスにも恵まれました。人から好かれた松本さんは、トッププロと混ざって様々な大会の場に呼ばれるようになります。そうして得た機会をモノにすることによって、
「若手の松本がものすごく強いらしい」
という評判を得るようになります。
そうした積み重ねが、”20代でのMリーグ入り”という結果へ繋がっていくのです。松本さんのプロ人生はまだまだ始まったばかり。これからMリーグを背負っていく若武者の飛躍から目が離せません^^
Mリーグは、ABEMAプレミアムであれば全試合を楽しむことができます。もしよければ、そちらからお楽しみください。
質問・連絡などあればメインメニューにあるお問い合わせページからお願いします。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
【関連する記事(チームメイトの紹介)】
⇒多井隆晴さんの紹介記事
⇒白鳥翔さんの紹介記事
⇒日向藍子さんの紹介記事
Follow @Hiroyuki_1414(管理人ツイッター)