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”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

「麻雀『初心者』を熱狂に巻込むこと」をテーマにしているこのブログ。そのため、記事からはなるべく細かい技術の話を省いて、読みやすい文章を心がけています。

そんな、麻雀『初心者』の読者へ向けてお伝えしたいことがあります。
それは、「Mリーグは初心者の方が楽しめる」ということです。あなたが初心者であればあるほど楽しめて、上級者になるとMリーグの楽しさから遠ざかる場合がある。

これが、Mリーグの真実です。
「さすがにそんなことないでしょ!?」
「麻雀くわしい方が楽しめるに決まってるじゃん!」

こんな声が今にも聞こえてきそうですね。
ただ、初心者の方が楽しめるというのは本当のことです。この理由を知るには、楽しさの正体を知る必要があります。

この記事では、そんなMリーグにおける「楽しさの正体」を解説し、楽しみ方をお伝えします。記事を読み終えたら、きっとMリーグが見たくなるはずですよ^^

Mリーグにおける「楽しさの正体」とは

Mリーグの『楽しは、過去の麻雀放送の楽しさとは全くの別物です。どう違うのか知るために、まずは下に載せた「ファンの声」へ目を通してみてください。

【あるMリーグファンの声】
「Mリーグは好きだけど、麻雀の放送を観るのが好きなわけではない」
「Mリーグは、他の麻雀放送と比べて飛びぬけて面白い」

【Mリーグをあまり好きではない人の声】
「麻雀は好きだけどMリーグに興味は無い」
「麻雀観るのは好きだけど、Mリーグはエンタメ感が強すぎていやだ」

上の意見は、どちらかというと初心者の方に多く見られる意見。Mリーグをきっかけに麻雀観るようになった人がよく言う意見です。
そして下の意見は、もともと麻雀がめっちゃ強い人。Mリーグ発足前から麻雀の放送を観ている人がよく言う意見です。

なぜ、意見がこうも分かれるのか?その理由を考えると、Mリーグにおける「楽しさの正体」が見えてきます。

つまり、Mリーグは麻雀の試合内容そのものに楽しさが詰まっているわけではない、ということです!

え、何を言っているんだ??って思いますよね。大丈夫です。この「楽しさの正体」について、丁寧に解説していきます。

もちろん、麻雀の内容は面白いです。技術の高いMリーガー達が戦うわけですから、驚くような高度なプレーをたくさん見ることができます。

しかし、ただレベルの高い麻雀が見たいのなら、わざわざMリーグである必要はありません。YouTubeを見れば、いくらでも麻雀の放送は転がっているでしょう。

Mリーグにしかない楽しさとはズバリ、「エモさ」です。
つまり、Mリーグを見ると感情が動かされ、大きな感動を得ることができるのです。これは、Mリーグがファンの応援で成り立っているからこそ起きる現象です。

Mリーグ以外の麻雀放送は、あくまで個人戦です。勝っても負けても自分の責任。当然ですが、負けたからといって責められるようなことはありません。

しかしMリーグの場合は、負けたことによって責められることもあります。なぜそんなことが起きるのか?それはMリーグの運営方法が関係しています。

Mリーグで戦う選手たちは、それぞれチームに所属しています。そして、チームは日本を代表するオーナー企業によって運営されており、選手に年俸を払っています。

つまり、選手たちは「チームの為に」戦っているのです。決して個人戦ではありません。勝ち負けの一つ一つが、所属チームの利益へ直結しています。

そして、チームを応援しているファンの数もケタ違いです。選手が情けない試合をしようものなら、ファンのみんなが悲しむことになります。

つまり、Mリーグで戦う選手「Mリーガー」は、他者の想いを背負って戦っているのです。

  • 応援してくれるファンの為
  • 自分を選んでくれたチームのため
  • 一緒に戦うチームメイトのため
    その他、大勢の人々のため…

他人の想いを背負って戦うからこそ、Mリーガーの戦いを見ることで自然と心が動かされます。ファンの人たちは、こういった「エモさ」に心動かされてMリーグを楽しんでいるのです。

次の章からは、そんな「エモさ」に満ちたMリーグの楽しみ方をお伝えします。

楽しみ方その①スポーツ観戦のように盛り上がろう!

Mリーグでやっている麻雀を、椅子に座ってやるだけの地味な競技と思ってはいけません。まず知るべきなのは、「Mリーグはスポーツ」だということです。

Mリーグでは、各チームが個性のあるユニフォームを着用しています。どれもデザインが凝っていてかっこいいです^^

↑「EX風林火山」のユニフォームは、真っ赤でかっこいいです。

チームには、ドラフト会議を通じて選ばれた選手が3~4人が所属しており、1日2戦を戦いぬきます。1戦目の先発選手は、だいたい試合日の昼頃に予告されることが多いです。

1戦目が終わったら勝利した選手へ勝利者インタビューが行われ、10分ほどのインターバルを挟みます。2戦目は、1戦目の戦いを見た上で監督の采配によって出場する選手が決められます。

さて、ここまでの説明を聞くとどう見てもスポーツ競技の説明ですよね?
勝利者インタビューがあったり、監督がいたり、ドラフト会議があったり…プロ野球とほぼ同じです。

スーツを着て、静かな雰囲気で進められる将棋や囲碁とは、全く違います。
そして、放送される試合の雰囲気もスポーツそのものです。4人の選手が、あらゆる手を尽くしてお互いの点数を取り合うのです。

先ほどまで有利な状況だった選手が、5秒後には一転して不利な状へ追い込まれることなんてよくあります。圧倒的に不利な状況から、逆転の一手で一気に形勢が変わることもあります。

このように目まぐるしく変わる状況を視聴者が見落とさないように、実況と解説のお二人が戦況を伝えてくれます。試合が終わるまでは息つくヒマもなく、最後までエキサイティングな時間を楽しむことができます。

息つくヒマがという点では、麻雀を超える競技は中々無いんじゃないでしょうか?野球やサッカーなど、スポーツであっても点を取った直後など息つくヒマはありますからね。麻雀の場合は、本気で息つくヒマがないです。

麻雀の場合は文字どおり、試合が終わるまで選手たちは休憩なしで戦い続けています。このエキサイティングな競技を、あなたも画面の向こうから観戦してみませんか?

楽しみ方その②特定のチームや選手を応援してみよう!

別に、チームや選手のことを知らなかったとしても、十分にMリーグを楽しむことは可能です。しかし、好きなチームや選手を見つけた時こそ、”Mリーグの本当の楽しさ”が始まるときなのです。

Mリーグには数々の魅力的なチーム・選手が所属しています。選手の年齢は、2020年時点で最年少が26歳で最年長が65歳です。そして男女比は、男性2:女性1の割合です。

このように、老若男女さまざまな人が入り混じって”Mリーグ”という団体が構成されています。ここまで幅広い人々が参加できる競技なんて、他には存在しないんじゃないでしょうか?

この記事をご覧のあなたが普段どんな立場だとしても、共感できる選手がいるはずですよ^^

そして、選手だけでなくチームにも色んな個性があります。最初はなんとなく試合を見るだけで大丈夫ですが、見つづけたら絶対にあなたの”お気に入り”となるチームが見つかるはずです。好きなチーム・選手が見つかった時、Mリーグの楽しさは何倍にも跳ね上がるのを保証します^^

そのため、どんな選手がいてどんなチームがあるのかを、まず少しずつ知るところから始めましょう!
参考に、2名ほど選手をご紹介します。
(2020年8月現在、Mリーグ在籍選手)

↑KADOKAWAサクラナイツ公式ツイッターより

Mリーグが発足して2年目から参入した、KADOKAWAサクラナイツ沢崎選手です。リーグ最年長の65歳でありながら、チャーミングなピンクのユニフォームを着こなしています。普段はやさしいおじいちゃんといった雰囲気ですが、対局中は完全に別人と化します。

圧倒的な経験からくる手数の多さで、数多くの選手を苦しめてMリーグを盛り上げた立役者です。試合中に放たれるラスボスオーラは、座るだけで相手を威圧するほどです。
沢崎さんの紹介記事

↑右下が丸山選手。赤坂ドリブンズ公式ツイッターより

Mリーグ2年目に、新たに赤坂ドブンズからドラフト指名を受けた丸山選手です。丸山選手は27歳で、ほぼ最年少ながらMリーグという猛者の集まる舞台で戦いを繰り広げています。

元々、アラフォーの渋いおじさん達が集まったドリブンズに加入したことで、まるで娘のような存在感を示しています。プロ歴も浅い中で”大きな素質を秘めている”という理由で、麻雀界における最高峰の舞台Mリーグへ抜擢されました。

試合に勝利した喜びによって、チームメイトの前で泣くような場面も見られました。おじさん達からハードに鍛えられて、これからどう成長していくのか楽しみな選手です。
(丸山選手、ご本人が「おじさん達」と呼んでます)
丸山さんの紹介記事

楽しみ方その③試合を通じて生まれる人間ドラマに共感してみよう

Mリーグは、とてもシビアな世界です。劇的な展開、劇的な逆転劇がある裏には、必ず敗者が存在しています。最初は平等に4人が持っている25000点の点数は、試合中に必ず変化していきます。

誰か一人が大きく点数を削られて、点数がマイナスまで減らされることもあります。もしそうなったら、よほどの幸運がない限りは点数を取り返すのは不可能です。点数がマイナスになったとしても、「降参して試合終了!」とは行かず、選手は最後まで戦い抜かねばなりません。

試合を見ているファンやチームメイトたちは、戦う選手と一緒に苦しみを味わうことになります。負け試合が続いている選手は、シーズン中ずっと苦しい思いをすることでしょう。

しかし、Mリーグの戦いは一人で背負うものでは無く、苦しみはチームメイトやファンと分け合うことができます。誰かが苦しい思いをしても、別のチームメイトが補うことによって”その誰か”を救うことができるのです。

そうやってチームで支えあいながら、半年以上にも及ぶ長い戦いを繰り広げるのです。
勝者には輝かしい栄光があり、敗者には救いのない絶望が叩きつけられます。Mリーグを見ていけば、必ずそういった「感情を揺さぶられるタイミング」が訪れるはずです。

そのような人間ドラマを感じ取り、喜びや悲しみの涙を流した時こそ、あなたがMリーグの本当の楽しさを知った証となるのです。

『初心者』ほど楽しいMリーグの楽しみ方まとめ

では、ここまでをおさらいします。

■Mリーグの「楽しさの正体」とは?

  • 楽しさの正体は「エモさ」
  • 選手は他人の想いを背負って戦う
    ⇒だからこそ感動が生まれる

■Mリーグの楽しみ方

  • スポーツ観戦のように盛り上がる
    エキサイティングな試合展開が楽しい
  • 特定のチームや選手を応援する
    魅力的なチームや選手が多い
    老若男女、幅広い選手が所属している
  • 試合を通じて生まれる人間ドラマに共感してみる
    選手たちは、とてもシビアな世界で戦っている
    試合を通じて生まれる”喜びと悲しみ”に共感する
    選手と一緒になって涙を流す

ここまで話したように、Mリーグは「とても心を動かされる競技」です。選手は多くの人の想いを背負い、全力を尽くして戦い抜きます。

麻雀の内容が面白いのは当然です。ただ、Mリーグの楽しさはそれだけではありません。Mリーグは、「エモさ」こそが楽しさの土台となっているです。

そして、Mリーグには魅力的なチーム・選手が数多く存在しています。そんな選手たちが生み出すドラマは、きっとあなたの心を大きく動かすはずです。時には、選手と一緒に涙を流すことがあるかもしれません。

そんな、Mリーグの楽しさを味わうことができたなら、友達にもぜひこの楽しさを伝えてあげてくださいね。友達と一緒に観戦するMリーグは、一人の時より何倍も楽しいはずですよ^^

Mリーグは、ABEMAプレミアムであれば全試合を楽しむことができます。もしよければそちらからお楽しみください。

質問・連絡などあればメインメニューにあるお問い合わせページからお願いします。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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