(管理人ツイッター)
”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

さて、この記事では「Mリーグのなにが面白いのか?」をすみからすみまで明らかにしていこうと思います!お話しをはじめる前に、確認しておきたいんですが
「そもそもMリーグって面白いんでしょうか?」

私は2018年にMリーグを知り、そこから周りの人へ口コミしていきました。すると…

  • 麻雀やるのは面白いけど、見るだけだったら面白くないでしょ
  • そんなに麻雀詳しくないから、見ててもよく分からないよ
  • 麻雀に良いイメージ無いから、わざわざ見たいとは思わないな

こんなことばかり言われました。あんなに面白いと思っていた”Mリーグへ関心を示す人が、身の回りにいなかった”のです。

「もしかしてMリーグって面白くないのか?」
そんな気持ちを持った日もありました。でも実はそうではありません。私が口コミした人たちへ、「Mリーグの面白さがうまく伝わっていなかっただけ」なのです。もちろん、私の伝え方にも問題があったのでしょう。

ここからは、Mリーグの”いったい何がそんなに面白いのか?”を詳しくお伝えしていきます。

まずは”麻雀への先入観”を捨てましょう

Mリーグの面白さをお伝えする前に、まずはあなたに”麻雀への先入観”を捨てていただく必要があります。というのも、Mリーグの面白さは”普通の麻雀とは全く別物”だからです。

Mリーグは”過去に存在しなかった概念”なので、普通の麻雀と同じと思ってはいけません。つまり、冒頭で話した「私が口コミした人たち」がMリーグへ関心を示さなかった理由は、

「Mリーグを、ただの麻雀だと思ってしまったから」
なのです。

あなたが捨てるべき”麻雀への先入観”は、次の3点です。

  1. 麻雀はお金をかけるものである
  2. 麻雀はたばこを吸いながらガラの悪いおじさんがやるものである
  3. 麻雀はルールが分からないと面白くない
    ⇒1~3が当てはまらない理由は後日に記事で解説

1~3を見て、ちょっとびっくりしたんじゃないでしょうか?
Mリーグは、あなたの知っている”過去の麻雀とは違い”1~3のすべてが当てはまりません。そもそも、Mリーグを”ただの麻雀の対局”と考えるのも誤っています。正しい言い方をするなら、Mリーグはスポーツ競技なのです。

「選手たちが、己の持ちうる力を尽くしてぶつかり合う」
そんな、”スポーツ的な面白さ”がMリーグには溢れているのです。

”Mリーグはスポーツ”このことを頭に入れた上で、次の章を読み進めていってください。

Mリーグの面白いポイントは大きく3つ!

では、Mリーグのなにが面白いのかを一つ一つ解説していきます。

①各チーム・各選手に魅力がある

Mリーグには、全部で8つのチームがあります(2020年8月時点)。チームはそれぞれ個性が強く、それぞれに違った魅力があります。2つほどチームの例を挙げると…

こちらはセガサミーフェニックスというチームです。


”不死鳥”をモチーフとしており、Mリーグの中ではもっとも女性の比率が多いチームです。

2019シーズン(2019年10月~2020年6月)は、ドラフト1位の魚谷選手による”神が乗り移ったかのような”驚異的な活躍もあり、Mリーグで大暴れしました。最後まで優勝争いを繰り広げて、準優勝でシーズンを終えました。最後の最後で優勝が手からすり抜けていき、非常に悔しい思いを抱えていることでしょう。

全8チームの中で、もっとも”自由”という言葉の似合うチームです。個性のバラバラな選手たちの集まりなので、一見まとまりがなさそうにも思えます。しかし、個性がバラバラだからこそ、お互いを尊重することで強固なチームワークが出来上がっているチームです。

そして、いままで「麻雀は男性のもの」と思われていた麻雀のイメージを変えてくれたチームでもあります。もしあなたが女性ならば、魚谷選手の活躍はぜひ見た方がいいですよ。

次にU-NEXT Pirates(ユーネクスト パイレーツ)というチームを紹介します。

パイレーツは2019シーズン(2019年10月~2020年6月)の間、ずっとギリギリのラインを切り抜けて苦しい戦いを続けていました。”船長”と呼ばれる小林選手を中心に、誰かが調子を崩しても誰かがフォローして、みんなで戦ってファイナルシリーズ(決勝リーグ)まで生き延びてきました。

そして、2019シーズン最終日にフェニックスを追い抜いて優勝という、劇的なドラマを演じた2019シーズンのチャンピオンチームです。

↑パイレーツが優勝した時の様子
チームカラーがはっきりしており、”デジタル雀士”を集めたチームです。”デジタル”の意味がよく分からないと思いますが要するに、数字で理論的に麻雀を突き詰める選手の集まりということです。

お互いが麻雀の議論を常に交わして、チーム全体で成長していけるように勉強を積み重ねています。その様子はツイッターやYouTubeなどで見ることもできますよ。

”理論的”と聞くと冷たそうな印象を受けますがそんなことはなく、実はMリーグの中でもかなり穏やかで優しい雰囲気のチームとなっています。パイレーツを見ていると、”チームワーク”という言葉の意味がよく分かる気がします。

試合の解説者からは、”やさしい海賊軍団”なんて呼ばれ方をしたこともあります。その”やさしい海賊軍団による最後の大逆転”は、もう涙なしでは見れない、Mリーグ史に残るような名シーンです。

今回は、2019シーズンの1位と2位のチームを取り上げましたが、まだまだ話足りません。この2チームや他のチームについては、また別の記事でご紹介しますね。

このように、Mリーグのチーム・選手は魅力がたくさん詰まっているのです。

②選手には多くの人の思いが乗っており、ただならぬ緊張感が漂っている

Mリーグが始まる以前、麻雀対局はすべて”個人戦”でした。麻雀プロは、「自分の名を上げるために」「麻雀プロとして生活していくために」といった目的のために戦い続けてきたのです。

つまり、いままで行われた麻雀プロの戦いはすべて”自分のための戦い”だったのです。しかし、Mリーグは違います。Mリーグの戦いは…

  • 自分たちのチームやMリーグを応援してくれるファンのため
  • 自分を選んでくれたチームのため
  • チームメイトのため
  • チーム関係者のため
  • Mリーグを応援してくれているスポンサーのため
  • Mリーグに選ばれなかった多くのプロ達のため

こういった、自分を除いた大勢の人々のために行われているのです。自分を除いた人々のために戦うことで、結果的に”自分のためになる”というわけです。
Mリーグが始まる前は、もし負けたとしても「負けても自己責任」で済まされました。しかし、Mリーグは自己責任では済みません。

”多くの人の思い”がかかっているし、なんなら”多くのお金”がかかっています。麻雀の試合一つに、社会的責任が乗っかっているのです。

そして選手たちは、真っ黒で周りに誰もいない、広い部屋の中央に置かれた麻雀卓へ座り、すべてをかけて戦いを繰り広げるのです。そんな”真剣勝負”だからこそ、Mリーグには数々の面白いドラマが生まれ続けるのです。

➂試合を劇的に盛り上げてくれる実況と解説

Mリーグの面白さを語る上で、ぜったいに外せないのが”実況と解説”の話です。


そもそも麻雀の試合中、選手たちはしゃべりません。競技の公平性を保つために、私語は厳禁なのです。とはいえ、黙っているだけだったら何が起きているかもわからないし面白くないと思います。

そんな麻雀の試合を盛り上げてくれるのが、”実況と解説”なのです。

上の写真では、右にいるのが実況の松嶋桃さん、左が渋谷ABEMASの多井隆晴(おおいたかはる)選手です。

実況は2019年8月時点では3名おり、日によって別々の方が実況されています。解説は、試合に出ていないチームの選手が担当しています。各選手によって様々な個性があって面白いですよ^^

上の多井選手は、そこら辺の芸人よりしゃべりが面白いんでぜひ一度きいてみてください。かたや、試合に出ている時の多井選手は、ラスボス感を漂わせる驚異的な実力者としてMリーグに君臨しています。解説している時とのギャップもまた魅力ですよね。

Mリーグのなにが面白いのか?~まとめ~

ここまでをおさらいします。

■まずは麻雀に対する先入観を捨てましょう

  • 麻雀はお金をかけるものである
    ⇒Mリーグは、脱ギャンブル宣言をした純粋なスポーツ競技である
  • 麻雀はたばこを吸いながらガラの悪いおじさんがやるものである
    老若男女だれでもやれる。女性Mリーガーも多く活躍中
  • 麻雀はルールが分からないと面白くない
    ⇒Mリーグを見るうえでまったく問題ない

■Mリーグの面白いポイント3選

  1. 各チーム・各選手に魅力がある
    ⇒例として、フェニックス・パイレーツを紹介
  2. 選手には多くの人の思いが乗っており、ただならぬ緊張感が漂っている
    ⇒真剣勝負だからこそ劇的なドラマが生まれる
  3. 試合を劇的に盛り上げてくれる実況と解説
    ⇒聞いていて飽きない、個性あふれる実況と解説

ここまでいろいろお話ししてきましたが、とにかくお伝えしたいのは
「Mリーグはとにかく面白い、面白すぎる」
ということです。

過去の先入観にとらわれてMリーグを見ないのは、心から「もったいないな」と思います。初心者の人ほど熱狂できるドラマが繰り広げられているので、まずは試しに見てみるところから始めたらどうでしょうか?

インターネットテレビのABEMAで放送されているので、ためしにいくつかご覧になってみてください。きっと、好きなチーム・好きな選手が見つかると思いますよ^^

質問・連絡など、何かあればメインメニューにあるお問い合わせページからお願いします。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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