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”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

さて、この記事をお読みのあなたは麻雀をする女性についてどんな印象をお持ちですか?
少数派?変わり者?気が強そう?

たしかに、麻雀ってなぜか男性の競技っていうイメージがありますよね。そう思う気持ちは分かります。ですがMリーグでは現在、多くの女性プロが活躍しており男性と同じ土俵で戦いを繰り広げています。

男性の競技と言われてきた麻雀を女性がやるのは、果たして平等な競技として成り立つんでしょうか?また、そもそもなぜ麻雀が男性の競技と思われているんでしょうか?この記事ではそういった「麻雀は男性の競技」と思われてきた理由と、Mリーグで活躍する女性選手についてご紹介していきます。

結論、麻雀に女性と男性の差は無い

最初に結論を言います。麻雀に性別の差はありません。普通に考えれば分かりますよね。筋肉を使うスポーツ競技ならともかく、麻雀は頭脳を使う競技です。

筋力の強さや、体の柔軟さなどは全く関係ありません。もちろん、細かな脳の作りの違いなどはありますが、一言で女性向き・男性向きの競技と言えるようなものではありません。

なぜ麻雀は男性向けだと思われているのか?

先ほどお伝えした通り、そもそも「麻雀は男性の競技というイメージが誤り」です。ではなぜ、男性の競技だと思われているのでしょうか?

理由①”ギャンブルとしての麻雀”は、もともと男性のものだった

麻雀は別に男性向けの競技ではありません。しかし、「ギャンブルとしての麻雀は男性のもの」です。あなたもご存知の通り、麻雀はもともと”ギャンブル”として広がってきた歴史があります。

Mリーグの影響もあり”競技スポーツとしての麻雀”は広まりつつありますが、まだギャンブルのイメージは残っていますよね。そして、ギャンブルを好むのは基本的に男性です。ギャンブル好きな女性もいますが、あくまでは少数派ですよね。

だからこそ、「麻雀は男性の競技」と”勘違いされてしまった”のです。

理由②まだまだ麻雀の人口は男性の方が多い

2018年にMリーグが始まり、”平等な競技としての麻雀”が広がり始めました。しかし歴史が浅いので、麻雀の人口はまだ男性の方が多い状況です。麻雀プロの人数比を見ても、男性プロは女性プロの2倍を超える人数が在籍しているようです。

そのため、まだ「麻雀は男性の競技」と思いこんでいる人が一定の割合でいるみたいですね。ですが、麻雀に関心のある女性が増えつつあるので、このイメージは少しずつ変わっていくと予想されます。

Mリーグで活躍する女性を見ることでイメージは変化していく

2020年8月現在、Mリーグには10人の女性選手が所属しています。

Mリーガー全体の人数が30人なので、ちょうど3分の1ですね。もちろん、中には成績の悪い選手もいますが、大活躍している女性選手もいます。こういった選手たちがこれからも活躍し続けることで、麻雀をする女性の人口がどんどん増えていくことでしょう。

せっかくですから、前回のシーズン(2019シーズン)で活躍した女性の選手を2名ほどご紹介します。

活躍した選手①TEAM雷電:黒沢咲

1人目にご紹介するのは、TEAM雷電(チームらいでん)の黒沢咲(くろさわさき)選手です。


まず、この雷電というチームは1回1回のアガリが派手なのが特徴です。

”アガリ”について簡単に説明すると…麻雀は、4人中1人がアガリを手にして他の選手から点数をもらうゲームです。”アガリが派手”というのは、アガリの点数が高いということです。

そのため、雷電の選手がトップをとった時は、より多くの点数を集めた”大勝利”になる傾向があります。黒沢さんは、その雷電のなかでも特に点数が高い傾向があり、その派手な打ち筋は「セレブ打法」と呼ばれるほどです。

そして2019シーズンの黒沢さんは、初の”妊婦Mリーガー”として活動されていました。妊婦だとしてもそれがハンデになることはなく、セレブ打法を駆使して雷電の稼ぎ頭となる活躍を繰り広げていました。

家庭とMリーグを両立してMリーグで活躍する黒沢さんは、新たな時代の麻雀プロと言えるのではないでしょうか。


↑黒沢選手のYouTubeでは、家庭的な側面がよく見られます。

活躍した選手②セガサミーフェニックス:魚谷侑未選手

2人目にご紹介するのは、セガサミーフェニックスの魚谷侑未(うおたにゆうみ)選手です。


魚谷さんの特徴としては、とにかく“圧倒的に強い”ことが挙げられます。2019シーズンは、50代や60代のベテラン男性プロがいる中で、個人MVPの成績を残しています。

つまり最も勝った選手ということです。ただ、なにがどう強いのかと言われても、レベルが高すぎて私では魚谷さんの強さを全て語ることはできません。しかし、そんな私の目から見ても数々のスーパープレイを繰り広げていたのを覚えています。とにかく、攻めにも守りにも隙がありませんでした。

魚谷さんは、その圧倒的な成績によってチームを上位に押し上げ、フェニックスは最後の最後まで優勝争いを繰り広げました。

↑フェニックスが優勝争いをした時の記事

性格面に関しては、とにかくまじめで誠実な方です。そんな誠実さを象徴するようなエピソードがあります。

魚谷さんは、一般ファンの方への”あいさつ”がとても特徴的なことで有名です。どういうことかと言うと、「お辞儀の姿勢がとても美しく、頭を上げるまでの時間が長い」という理由で有名なのです。ただのお辞儀が話題になるなんて普通の人ならあり得ません。話題になっている時点で、いかに誠実な方なのかが分かりますね。

黒沢さんについても魚谷さんについても、この記事では語り切れないので別の機会にあらためてお話ししますね。

Mリーグの女性選手についてまとめ

では、ここまでをおさらいします。

■そもそも麻雀は男性の競技なのか?

  • 麻雀に、女性と男性の差はない
  • 頭脳をつかう競技だから
  • 「麻雀は男性のもの」というイメージが間違っている

■麻雀が男性のものと思われる理由

  • 昭和の”ギャンブル麻雀”が男性のものだったから
  • Mリーグの歴史が浅く、まだ男性の人口が多い

■今後の麻雀界について

  • 女性の人口はどんどん増えていく
  • Mリーグでも多くの女性が活躍している

ここまでお話しして、麻雀が性別に関係ない競技なのは分かりましたね。”麻雀は男性のもの”というイメージそのものが誤りであり、本当は”麻雀は老若男女だれでも楽しめる競技”と考えれば問題ありません。

この記事でご紹介した黒沢選手や魚谷選手のような方々が活躍することによって、これからもより多くの女性が麻雀に興味を持つことでしょう。女性の人口が増えれば、麻雀が本来持っている”コミュニケーションツール”としての役割がより強くなります。

麻雀は、一緒にプレイしたメンバーとすぐに仲良くなれる素晴らしい競技です。もしこの記事を通じて興味を持ったなら、ためしABEMAの麻雀チャンネルでMリーグなどの麻雀番組を見てみてはいかがでしょうか?
きっとゲームの面白さに気付かされると思いますよ^^

この記事はそろそろ終わりですが、他にもMリーグが楽しくなるような記事がたくさん用意してあります。また、YouTubeで試合の面白さを配信しているので、ぜひご覧になってみてください。

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