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”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!
この記事では、Mリーグ大好きな管理人が試合を見て感じた熱狂をそのままお届けしていきます。
今回は2020年10月12日、2020シーズンが開幕して5日目の試合です!
つくづくMリーグって凄いなって思います。なにがどう凄いって?
それは、毎回毎回が”名勝負”になる点です。
Mリーグでは、どの試合にも必ず”見どころ”が存在しています。
マジで「面白くない試合が存在していない」のです。
これには大きく2つの理由があります。
1つはそもそも”麻雀という競技はスリリングな展開が生まれやすい”という点。
2つは一人一人の選手が、”本気で戦っている”という点。
この2つの要素によって、Mリーグは最高級のスポーツコンテンツとして成立しているのです。
ここからは、記事で取り上げる題材についてお話しします。この記事では、”渋谷ABEMAS”に所属する多井隆晴さんの苛烈な戦いぶりについて語ります。
⇒多井さんの紹介記事
【#Mリーグ2020 実況】
渋谷ABEMASは唯一の2年連続ファイナリスト。エース多井の大活躍で今季もファイナル、そして悲願の優勝へ! pic.twitter.com/g73fxO7otk— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) October 6, 2020
↑一番左が、記事でお話しする多井さん
「これって最終回かなにかですか??」と言わんばかりの凄い展開。こんなレベルの名勝負が当たり前のように見れるMリーグの面白さを再確認させていただきました。
満を持して現れた、ABEMASの【大将】多井隆晴
まだまだ序盤戦のMリーグにおいて、渋谷ABEMASは苦戦が続いていました。4戦戦って、いまだ1回もトップ無し。
Mリーグは、トップを取ることに非常に大きな意味合いがあります。トップを取れない期間が続くことで、ポイントがジリジリ減ってしまうのです。
そんな状況で始まった10月12日の試合。1戦目は若きエース”白鳥翔さん”が出場します。
1戦目は僅差の戦いが続く中、ギリギリの点差で4着となってしまったのです。
その結果、チームランキングは以下のような状況となりました。
【#Mリーグ2020 実況】
第1試合を終えた時点のスコアです。
ドリブンズはトップで首位に浮上!麻雀格闘倶楽部、ABEMASは第2試合で巻き返しなるか⁉️
視聴はこちら▶https://t.co/X9c5148XC6 pic.twitter.com/tCc1CYQJx7
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) October 12, 2020
↑渋谷ABEMASは、ランキング7位となりました。まだまだ序盤戦とはいえ、このまま点数が減っていくのは避けたい状況。
この状況を受けて出場したのが、ABEMASの大将。Mリーグという舞台で、”帝王”のような存在感を放つ「多井隆晴さん」です。
しょ〜ちゃん
ラスかーーーよしっ
僕がいくね!!!
— 多井隆晴(渋谷ABEMAS) (@takaharu_ooi) October 12, 2020
↑試合へ出る前の多井さんのツイート
しょーちゃん、とは1戦目に出場した白鳥さんのことです。このツイートを見て「やけに軽い人だな」と思いましたか?
それには理由があります。それは、「多井さんが自身の強さを自覚しているから」です。
麻雀という競技はランダム性に左右される部分が大きいけど、”自分は強いから”良い成績を出せるはず。そのことを分かっているから余裕を持った気持ちで勝負へ臨むことができるのです。
次の章では、どんな試合展開になったかをお伝えします。
ゼウスを抑え込んだ多井さん、最終回のような熾烈な戦い
最初に補足しますがこれから話す展開は、もちろん運を味方につけたからこその結果とも言えます。多井さんが味方につけた運、そして多井さん自身の高い実力。
これらが噛み合ったからこそ生まれた試合展開でしょう。
試合は、”ゼウス”という異名を持つドリブンズ所属の鈴木たろうさんと熾烈な争いを繰り広げる展開となりました。
⇒たろうさんの紹介記事
対戦者の他お二人には申し訳ありませんが、以降はたろうさんと多井さんの話題を中心にお伝えさせていただきますね。
10月12日は、まだまだMリーグの”最序盤”といってもいい時期です。ですが、この試合はMリーグ2020シーズンにおける”ベストバウトの一つ”に挙げてもいいような内容でした。
まず余談ですが実は、多井さんはたろうさんと非常に親しい間柄です。Mリーグのシーズン中はライバルチームですが、お互いを認め合うライバル。見かたによっては、親友と言ってもいいほど心を許した相手なのです。
どちらも40代後半という同年代。そして、麻雀界で数々の実績を上げてきた実力者。業界では誰もが認めるトッププロ。それぞれ違う道を歩みながらも多くの共通点を持つ二人は、自然と惹かれあうような関係です。
その二人が「勝つのは自分だ!」と言わんばかりに、限界まで戦い合った。この試合はそんな内容でした。簡単に、二人の点数がどのように推移したのかをお伝えしますね。
【試合開始した直後は25000でスタート】
多井さん:25000点、たろうさん:25000点
多井さん:19000点、たろうさん:37000点
※ここでいきなりたろうさんが大きく加点
多井さん:24200点、たろうさん:37000点
多井さん:24200点、たろうさん:45000点
多井さん:24200点、たろうさん:45000点
多井さん:25500点、たろうさん:43700点
※しばらくはたろうさんのリードで試合が進む
多井さん:44500点、たろうさん:37700点
※大きなアガリで多井さんが逆転!
多井さん:45000点、たろうさん:38200点
多井さん:47000点、たろうさん:37200点
多井さん:63900点、たろうさん:32900点
※ここで多井さんが大きくたろうさんを突き放す
多井さん:58500点、たろうさん:30500点
多井さん:61100点、たろうさん:30500点
多井さん:59100点、たろうさん:38500点
多井さん:53100点、たろうさん:57500点
※試合が終わる直前にたろうさんが再逆転!
多井さん:61400点、たろうさん:53400点
※最後の最後に多井さんが逆転勝利をおさめる!
たろうさんが最初に先行するも、大きな加点により多井さんが逆転!その上で、多井さんがさらなる加点をしたことで、”多井さんが勝ちそうなムード”で試合が進む。
しかし、試合が終わる直前でたろうさんが再逆転!最後はどちらが勝つか分からない状況で、多井さんが最後のアガリを決めて勝負をモノにする!
【#Mリーグ2020 実況】
南4局1本場 ドリブンズ・たろうとABEMAS・多井の熾烈なめくりあい!多井が制して逆転トップを決める‼️ pic.twitter.com/KELkxB6ijM
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) October 12, 2020
↑最後に勝負を決めたアガリ!
2020年10月12日の”熱狂”についてまとめ
それでは、ここまでをおさらいします。
■満を持して現れた、ABEMASの【大将】多井隆晴
- 順位が沈んでいたABEMAS
- 僅差で1戦目に4着となってしまう
- 満を持して、大将の多井さんが2戦目へ出場
■ゼウスを抑え込んだ多井さん、最終回のような熾烈な戦い
- お互いを認め合う2人の熾烈な攻防
- 2020シーズンのベストバウト候補
- 逆転、逆転、また逆転という派手な展開!
- 最後はたろうさんを僅差で逆転した多井さんの勝利!
今回は内容が凄すぎて、終わった後は”最終回”を見たような気分にさせられました。すごいインパクトです。こんな試合を見れたこと自体に、深い満足感を感じます。
麻雀、そしてMリーグの面白さがすべて詰まっていたような凄まじいものを見せていただきました。
今回は多井さんの勝利で終わりましたが、最後に逆転されたたろうさんは黙っていられません。ここから長く続くシーズンで再び相まみえる機会があるでしょう。
その時は、きっとまた至高の試合を見せてくれるはずです^^
その試合を心待ちにして、ここからのMリーグを見ていくこととしましょう!
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