この「試合の面白ポイント配信シリーズ」では、試合を見てファン(管理人)が感じた興奮を記事にしてお伝えしています!

今回話す11月26日木曜の1戦目は、
EX風林火山滝沢和典さん
渋谷ABEMAS松本吉弘さん
U-NEXT Pirates瑞原明奈さん
セガサミーフェニックス近藤誠一さん、という対戦メンバーでした。


それでは、さっそく試合の面白ポイントを話していきます!

『負けない男』フェニックスの柱、近藤誠一の復活

前シーズンである2019シーズン、伝説的な活躍をした選手が一人いました。シーズンの最終盤まで、全く4着にならない神がかった活躍をした人物。
フェニックス唯一の男性選手、大黒柱である近藤誠一さんです。

麻雀は運が作用する競技なので、どうにも手が出ない試合が誰にも必ず訪れます。それなのに、近藤さんは昨シーズンにおいて4着を回避し続けて「負けない男」として名をはせたのです。

しかし、今シーズンになり立ち上がりで失速。序盤にもかかわらずすでに4着が3回。近藤さんの不調に伴い、チームも下がり調子でシーズンを過ごしていました。

しかし、きっとこの試合が近藤さん復活のきっかけとなる。試合の内容を見てそう予感した人は多いんじゃないでしょうか?

「大きく打って大きく勝つ」が信条の近藤さん。この試合は、そんな近藤さん”らしさ”を存分に発揮した試合となりました

東3局にはあいさつ代わりに8000点を加点!そして次の東4局には5巡目の時点で圧倒的な手牌を仕上げました。タンヤオ・赤赤ドラ、親の満貫を滝沢さんから直撃し、さらに12000点の加点

2局で2万点の加点に成功します。すでに勝負が決するレベルの加点なのですが、大きく打つ男「近藤誠一」はさらに羽ばたきます!

南2局、またもや近藤さんが姿を現します。4索7索待ちのピンフ・一気通貫・赤、下3名を大きく突き放す8000点のダメ押しです。

ここに飛び込んだのが、風林火山の滝沢さん。

この試合は、滝沢さんにとって苦しいものとなりました。息を吹き返した「負けない男」近藤さんに多くの点数を奪われるという苦しい試合。

そんな苦しい滝沢さんと、大復活した近藤さんの明暗が際立つような内容でした!近藤さんらしさが全開になった見どころある内容なので、ぜひご覧ください。

近藤さんの勝利者インタビューは、いつも通り面白いんでそちらも期待してください!

松本・瑞原によるリーチ合戦、先にアガリをつかむのはどっちだ!?

この試合は、近藤さんの復活劇も見どころでしたが、パイレーツ瑞原さんABEMAS松本さん2人のデッドヒートも見どころでした。

最終的にこの試合は近藤さんの勝ち試合となりましたが、試合中に最も多く攻めて、リーチをかけ続けていたのはこの2人でした。

瑞原さんと松本さんのリーチ回数は、試合中にそれぞれ3回。勝負手をモノにして、大きく加点するために2人でリーチをかけあう。
しかし、いくらリーチしてもアガれない展開が続く。

東1局に瑞原さんのリーチ、東2局に松本さんのリーチ、東3局に瑞原さんのリーチ、これら全部が空振りに終わる。

麻雀する人ならわかるけど、リーチかけてるときって強く念じるんですよね。
「ツモれツモれツモれツモれ」って感じでね。

瑞原さんも松本さんも気持ちが顔に出るタイプなんで、リーチかけた後にいい顔するんですよ。
そして勝負が動いたのは東4局。初めてリーチを成功させた松本さんに軍配が上がりました。

その後、瑞原さんと松本さんはさらに1回ずつリーチするもそれらは空振り。

瑞原さんにとっては、すべてが空振ってフラストレーションがたまる展開だったことでしょう。
そして、松本さんにとっては会心の2着をゲットした試合でした!


この試合を迎えるまでに2連勝を果たしていた最年少の男性Mリーガーである松本さん。チームとともに、このまま好調の波に乗っていくかもしれません。

【オマケ】インタビューの小話、いい風呂の日だから近藤さんが勝った?

この試合は11月26日、「いい風呂の日」に行われました。その影響で、試合前からある噂がされていました。

「今夜のMリーグ、風呂好きの人が勝つんじゃないか?」
そして、Mリーグ屈指の風呂好きとして知られるフェニックス近藤さんの出場が発表されます。

「やっぱり近藤さんが来た!」
「これは絶対に勝ちだろ(笑)」
ツイッター上でこんな盛り上がり方をしていました(笑)
ついでに、Mリーグ公式ツイッターも便乗する始末です。

正直めっちゃくだらない話ですが、実際に勝ったのはすごいですよね(-_-;)
いい風呂の日じゃなくても近藤さんが勝ち続けるかどうか、これから見守っていきましょう!

ここまでお読みいただきありがとうございました。