この「試合の面白ポイント配信シリーズ」では、試合を見てファン(管理人)が感じた興奮を記事にしてお伝えしています!

今回話す11月26日木曜の2戦目は、
U-NEXT Pirates朝倉康心さん
セガサミーフェニックス近藤誠一さん
EX風林火山二階堂亜樹さん
渋谷ABEMAS多井隆晴さん、という対戦メンバーでした。


それでは、さっそく試合の面白ポイントを話していきます!

過去へのこだわりを捨て、「内容の良い4着」を引き当てた朝倉さん

先日、YouTubeでメッセージ動画を作ったパイレーツ朝倉さんが、さっそく出場しました。管理人の推し選手です。

この試合は、出場前の朝倉さん紹介コメントがよかったんですよ。解説の日吉さんが言いました。

「苦しい展開の中でも、今その瞬間にできることを必死に探し続けてきた朝倉」
っていう表現。先日のメッセージ動画で話した通り、苦しい試合を終えたばかりの朝倉さんです。ここでどんな戦いを見せてくれるのか、とワクワクしていました。

入場の時には非常にすっきりした表情で、さわやかなヘアスタイルにチェンジして現れました。

「過去は乗り越えたぞ」と言わんばかりの雰囲気で、どうなるのか楽しみにして観戦していました。

そうしたら、開局いきなり親の朝倉さんのダブルリーチ!要するに、試合が始まった直後からもうテンパイしてるってことです。

え?このままアガって突き抜けちゃうんじゃないの?と期待させるような展開。と思いきや、そこに連投で出てきたフェニックスの近藤さんが追いかけリーチをかます!

この局どうなっちゃうのー?と思ったら、決着はつかずに流局…


その後、朝倉さんは実に見ごたえたっぷりの試合を見せてくれました。東2局にも手をしっかりと作り上げて先制のリーチ。

残念ながらABEMAS多井さんにアガられる展開になりましたが、見ていてワクワクするような吹っ切れた戦いぶり!

その後も、丁寧な攻め守りを存分に見せてくれました。しかし、ここまで話しておいて朝倉さんの最終的な結果は4着なんです。

なんで負けた選手の戦いぶりが見どころなのって思いますか?
まず前提として、麻雀って結果論で話しちゃダメなんです。運がかみ合わなければ誰だろうと4着になることはある。

そんな中でも、「勝率の高くなるいい選択」を繰り返すことが大事なんです。いい選択さえ繰り返せば、運が少なくて負けることがあっても長い目で見れば勝つことが多くなる。

この試合の朝倉さんは、今後の結果が楽しみになるような姿を見せてくれました。その戦いぶりや表情などを見ると、吹っ切れたことがよく分かります。

見ていて気持ちが熱くなると思うんで、ぜひこの試合の朝倉さんには注目してくださいね。

名実ともに最強の選手「多井隆晴」の迫力

渋谷ABEMASの多井さんと言えば、自他ともに認めるトッププロです。現役プロの中で最強とも噂されるようなすさまじい選手。

渋谷ABEMASの絶対的エース。チームのピンチに多井さんを出しておけば、絶対にいい成績を持ち帰ってくる。そうやって、監督から絶大な信頼を寄せられているものすごい人物なんです。

この試合は、そんな「絶対的エース多井隆晴」の強さが全開になった試合でした。
ただ、試合の前半から順調だったわけではありません。

多井さんは、この試合の道中で思いもよらず、風林火山の亜樹さんにリードを許してしまいます。リーチ・ツモ・七対子・ドラドラ・裏裏という16000点の大物手をアガった亜樹さん。

この時点で亜樹さんに対して23400点のビハインド

その後、山場は南4局に訪れました。要するにオーラスです。オーラスの親は、そのABEMAS多井さんです。多井さんはここから驚異的な連荘を見せることになります。

まずは2900点のアガリ、次は4200点のアガリ、そしてトドメの6200オール18600点の加点

試合を終わらせたくても他3者は終わらせられない
終わらせようとしたら親の多井さんからリーチが来て、おいそれと前に出れなくなる。

多井さんがリーチをした瞬間、試合をしている卓上はすさまじい迫力に包まれます。俺が絶対に勝つという気迫があふれ出ている多井さん。

きっとこの試合を見た視聴者は、その緊張感に引き込まれることでしょう。最強とも呼ばれる選手が見せる迫力をぜひ見てみてください。

この緊張感こそが、Mリーグの醍醐味。緊張感があるからこそ視聴者も引き込まれて、選手の戦いぶりに熱狂することができるのです。

ABEMASファンの方は、絶対的エース「多井隆晴」の戦いへ身をゆだね、強さに酔いしれてみてください。

【オマケ】名物コンビ、日吉・土田の小話「日吉さんの人気は国境を越える?」

この試合は、Mリーグが誇る名物コンビが実況と解説を務めていました。

実況は日吉辰哉さん、その感情的で勢いの強い実況スタイルが特徴。よく噛みまくるのはご愛敬。

解説は土田浩翔さん、ユーモアあふれる解説スタイルが特徴。聞き手を「土田ワールド」へ巻き込む不思議な世界観を見せてくれます。

この日、土田さんによって明かされた新たな事実が判明します。
なんと、実況の日吉さんは韓国で大人気らしいのです。

MリーグはABEMAで放送されていますが、YouTubeでもMリーグの試合の一部だけなら見ることが可能です。そしてYouTube上で日吉さんが韓国の方から人気を集めているのです。

試合が劇的に動いたときや、選手が苦しんでいる場面、日吉さんは感情を全開にして絶叫します。

その絶叫に対して、外国の方々が魅せられているようです。たしかに、言葉はよく分からなくても絶叫する様子は面白いですもんね。

Mリーグがこれから広がっていく可能性を感じるようなエピソードでした^^