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”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです！

この記事では、Mリーグ大好きな管理人が試合を見て感じた熱狂をそのままお届けしていきます。
今回は2020年10月16日、2020シーズンが開幕して8日目の試合です！

今回の試合は麻雀のシビアさをまざまざと見せつけられるような、感慨深い試合でした。自分の思い描いた未来へたどり着いて見事に復活する選手がいる一方、何をやってもうまくいかない不幸な選手。

そんな理不尽さこそが、Mリーグを面白くしてるのかなあ…なんて思わされました。
復活を果たした選手とは、”セガサミーフェニックス”に所属する近藤誠一さん。そして、不幸な選手とは”赤坂ドリブンズ”に所属する園田賢さんです。見ているこちらにも本人の気持ちが伝わってくるような戦いぶりでした。
⇒近藤さんの紹介記事　⇒園田さんの紹介記事

この日の試合は、2人の対比がとても印象的でした。

↑試合の結末

フェニックスの大黒柱と呼ばれる近藤さん、Mリーグでその名を世に轟かせた園田さん。そんな両者の戦いをこの記事でご紹介していきます！

復活が待たれる…ドリブンズのエース「魔術師」園田賢

園田さんは、彗星のごとくMリーグに現れて世に名前を轟かせた人物です。
Mリーグ発足前の知名度は、全Mリーガーの中で最も低い。ドラフト1位でドリブンズに加入したこの選手はどんな麻雀を打つんだろう？

そう思われて加入した、Mリーグ初年度。驚異の戦いを見せ、Mリーグを超えた麻雀界すべてを震撼させました。

「こんな強い人がいたなんて…」
そんな印象を残し、”魔術師”と呼ばれる変幻自在な活躍を見せた園田さんは、見事に自チームを優勝へ導く働きをします。

そして、初年度に優勝してから迎えた翌シーズン、園田さんは信じられないような不調へ陥ったのです。そのままチームは予選で敗退し、悔しい想いを抱えたままこの2020シーズンを迎えます。

この日の園田さんは、2019シーズンのような「すべてが噛み合わない試合展開」となり、4着で試合を終えることとなりました。

↑試合の道中で点数がマイナスまで削られてしまいました。

道中で果敢に攻めるものの、攻めの途中で他者につかまって点数を失ってしまう。そんな噛み合わない展開が目立ちました…

個人的には、見ていて非常につらい状況でした。1年目に見たような、あの「魔術師」の活躍が大好きなので、いつかこの悔しさを払って欲しいなと思います。

かたや、破壊力抜群な復活の一撃を決める近藤誠一

「笑顔が似合うダンディズム。でも皆さんよく見てください。眼鏡の奥のその瞳、笑ってないんです。こわいですねぇ～」

この言葉は、近藤さんの入場シーンで”実況の日吉さん”が言っていた言葉です。なんなんでしょう、この言葉(笑

眼鏡の奥が笑っていない近藤さんは、Mリーグ屈指のスター選手です。しかし、実はそのスター選手は昨シーズンの終盤から苦戦を重ねていました。

昨シーズンは最後の最後まで優勝争いを演じたセガサミーフェニックス。しかし、最終的には寸前のところでU-NEXT Piratesに阻まれて、手元から優勝がすり抜けていった。

終盤に苦戦した近藤さんだからこそ、「今年こそは！」の想いはひとしおだと思います。この試合は、そんな近藤さんの復活劇と言わんばかりの内容でした。

「大きく打ち、大きく勝つ麻雀」
これこそが近藤さんの真骨頂です。勝負に勝つときは、どでかい一撃を決めて一気に試合をわがものにする。

この試合の最序盤にどでかい一撃を決めて1着を死守した近藤さん。こんな展開こそ、近藤さんらしい勝ち方と言えるのではないでしょうか。

↑勝負を決めた、最序盤の一撃

2020年10月16日の”熱狂”についてまとめ

それでは、ここまでをおさらいします。

■復活が待たれる…ドリブンズのエース「魔術師」園田賢

  • Mリーグで世に名を轟かせた園田さん
  • 昨シーズンは不調に苦しんだ
  • この試合は昨シーズンのようなどうにもならない展開
  • 早く復活が待たれる

■かたや、破壊力抜群な復活の一撃を決める近藤誠一

  • 昨シーズンの終盤に苦戦した近藤さん
  • こちらは対照的に大勝をおさめる
  • 近藤さんらしい勝利パターン

1着の近藤さんと4着の園田さんの対比が、とても印象的な試合でした。攻めが噛み合わず失点に繋がってしまう状況…見てて辛いものがあります。

個人的に、Mリーグを好きになったきっかけの一人なので、園田さんが”自在な麻雀で勝つ姿”を見てみたいと思っています。

これからも続いていくMリーグ。きっとこの試合のようなドラマが数々生まれていくことでしょう。その一つ一つに一喜一憂して、涙を流しながら楽しんでいきたいと思います。

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