この「試合の見どころ解説シリーズ」では、ファン(管理人)の目線から試合の見どころを分かりやすく解説しています。
今回話す12月15日(火)の2戦目は、
セガサミーフェニックスの茅森早香さん
EX風林火山の勝又健志さん
赤坂ドリブンズの鈴木たろうさん
渋谷ABEMASの日向藍子さん、という対戦メンバーでした。
大和証券 #Mリーグ2020
12/15(火) レギュラーシーズン42日目
第2⃣試合の出場選手発表
東家:#茅森早香
セガサミーフェニックス南家:#勝又健志
EX風林火山西家:#鈴木たろう
赤坂ドリブンズ北家:#日向藍子
渋谷ABEMAS▽まもなく第2試合開始!
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ) (@m_league_) December 15, 2020
では、さっそく試合の見どころを解説していきます。
【見どころ】チームの危機を救う一撃、救世主『茅森早香』
セガサミーフェニックスは、なかなかに危機的な状況です。チームは8位で最下位という状況ながら、1戦目でさらに4着となってしまいました。
7位との差は237.8ポイント!4連勝してようやく追いつくくらいの差です。当然、このままシーズンが終わったらチームは敗退するという状況。
昨シーズンの準優勝チームは相当なピンチへ追い込まれてしまいました。そんな状況で出てきたのが、茅森早香さんです。
【第二試合】
和久津選手、悔しい4着。次はこの選手に託します‼️ pic.twitter.com/Q6l58IPwMp— セガサミーフェニックス (@SEGASAMMY_PNX) December 15, 2020
苦しいチームのなかで唯一、好成績を出している選手。
この試合は、間違いなくそんな茅森さんが主役の1試合でした。
茅森さんは常々言っています。
試合の心構えは、「冷静に打つ」ということ。
どんな局面だろうと、気持ちを荒立てず常に自分のベストを発揮する。そんな冷静さで、チームを救うような試合ぶりを見せてくれました。
そんなに麻雀強くない自分からしても、茅森さんの冷静さが伝わってきました。特に、ご自身で”強く意識している”と言っている『押し引きのバランス』が面白いなと思って見ていました。
そして、絶好調の勝又さんとトップ争いをしていた南3局1本場。これが、この試合で最大の見せ場です。まさにチームを救う一撃が出たのです!
配牌の時点では、手牌13枚の中に筒子が9枚。字牌が1枚。
勝又さんを突き放すなら、筒子に染めて大物手をアガりたいというような配牌が来ました。
間違いなく勝負局!ぜひこの場面は名シーンなので、実際に見ていただきたいです。
バランスを意識した打ち筋が特徴の茅森さんが、すべての力を攻めに使った場面です。
1筒4筒7筒待ちの清一色テンパイ!
1筒をツモったら11役の三倍満になるという超大物手!冷静な表情でこの手をアガりきって、チームの危機を救うことになるんです。
【#Mリーグ2020 実況】
南3局1本場 染め手合戦となったがフェニックス・茅森がスムーズにピンズを引き入れ門前チンイツ聴牌!親のドリブンズ・たろうから倍満のアガリを決めてオーラスへ‼️ pic.twitter.com/9Eb8LbIy5d
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) December 15, 2020
この試合には、いろんな見どころがありました。しかし、それらはこのシーンのための前振りだったんじゃないかなと思うくらいの凄さでした。
【#Mリーグ2020 実況】
第2試合が終了しました。フェニックス・茅森がここ一番の倍満を決めて個人4勝目‼️まさかの5連勝宣言⁉️
1位 茅森(フェニックス)+67.1
2位 勝又(風林火山)+8.2
3位 日向(ABEMAS)▲23.2
4位 たろう(ドリブンズ)▲52.1視聴はこちら▶https://t.co/gff41G7j25 pic.twitter.com/HxTC4qkaRV
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) December 15, 2020
めっちゃ興奮するんで、ぜひ試合をご覧になってみてください。インタビューではなんと、5連勝を目指す発言をしていました。
チームの危機において、すごく頼れる受け答えをしてくれる魅力的な選手だなと思いました。