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”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

この記事では、Mリーグに所属する選手についてご紹介します。
EX風林火山のチームメンバーである勝又健志(かつまたけんじ)さんです。

↑チーム公式ツイッターより

今回ご紹介するのは、風林火山の”軍師”と呼ばれる勝又健志さんです。
”軍師”って、やたら凄そうな呼び名ですよね。なぜ勝又さんは、チームからそういった呼ばれ方をしているのでしょうか?

実はこの勝又さん、ただものでは無いんです。Mリーガー達の中でも特に突出した、”類まれなる頭脳の持ち主”として知られているのです。

その凄まじい頭脳のことや、Mリーグで今まで見せてきた活躍について隅から隅までご紹介していきます。

初心者でも読みやすいように、麻雀の細かい技術よりも勝又さんの個性へフォーカスした内を書かせていただきました。それでは、記事の本題へ移っていきましょう!

EX風林火山のチームメンバー「勝又健志」とは?

勝又さんは、Mリーグ初年度に(株)テレビ朝日の運営するMリーグチーム”EX風林火山”へ所属しています。

勝又さんは早稲田大学を卒業した高学歴のプロ雀士として知られています。大学に在学している最中にプロの業界へ入り、以来その実力で一気に麻雀界を駆け上がってきました。
ちなみに、プロになる前の期間も含めて、人生で負けの方が多かった月は2回しかないそうです。

プロになった2000年から15年後の2015年、”鳳凰位”という業界でも最高峰のタイトルを獲得することになります。鳳凰位は30半ばという、業界で言えば若手に分類される人が取れるようなタイトルではありません。

この”鳳凰位”により、勝又さんは一気にトップクラスの実力を持つ人物として知られるようになります。そこからは数々の戦いの舞台へ招待されるようになり、当然のようにMリーグでも”風林火山”というチームから指名を受けることになったのです。

勝又健志の特徴①類まれなる頭脳によって「軍師」と呼ばれている

勝又さんは、”類まれなる頭脳”を持つことで有名です。数字を処理する能力が非常に優れており、「麻雀IQ220」というインパクト抜群な異名で呼ばれることもあります。

いや…正直に言って、初めて聞いたときは”IQ220″なんてギャグにしか聞こえなかったんですけどね(^^;
だって、あの天才アインシュタイン博士でさえ、IQは160を超える程度(推定)なんですよ?そして、一般的な人間の平均IQは100です。

IQ220って、ぶっちゃけIQの意味をあまり知らない人が適当につけた名前でしょ?っていう印象を受けてしまいました。IQ200を超える人間ってたぶん存在しませんからね…

とはいえ、勝又さんがそんな呼ばれ方をするほど数字に強いのは事実です。それが分かるエピソードが一つあるのでご紹介します。
清一色(チンイツ)といって、麻雀においてもっとも手牌を理解するのが難しいと言われる”役”があります。一つ一つの牌が複雑に関連しあって、初心者がチンイツを目にしたら訳が分からなくてクラクラしてくるような、そんな”役”です。

勝又さんは、そのチンイツの”待ち牌”をほんの一瞬で捉えることができるのです。しかも、牌を正しく整列させずにばらばらに置いた状態でも、手牌の13枚がどういう数字で構成されているのかを捉えて、”待ち牌”を把握することができます。

もちろん、トッププロの中には同レベルの人もいるかもしれません。とはいえ、勝又さんは把握する速度が尋常ではないほど速いのです。勝又さんと同レベルでチンイツを把握できる人間は、日本に果たして何人いるのかっていうレベルです。

勝又さんのこのエピソードを知った時、「麻雀IQ220」という異名の意味が初めて分かったような気がしました。
そんな勝又さんは、チームから”軍師”として頼られています。何かわからないことがあれば、勝又さんにアドバイスをもらえばいい。そう思われるほどの高い信頼を寄せられているのです。

勝又健志の特徴②圧倒的な解説力の高さ

Mリーグでは、試合に出場していないチームの選手が解説者として呼ばれることがあります。当然ながら勝又さんも呼ばれるのですが、勝又さんは”圧倒的な解説力の高さ”で知られています。

単純な”分かりやすさ”という点だけで言えば、勝又さんは麻雀界でNo1候補と言えるほどのレベルなのです。

この分かりやすさは、もちろん勝又さんが類まれなる頭脳を持っているからこそです。とはいえ、この解説力は才能だけで身に着けたものではありません。

勝又さんは、自身が全く知らない”他スポーツの解説”を聞き込んで、どう話すのが分かりやすいか?日々、研究を続けてきたそうです。

このように、裏に膨大な努力があるからこそ、あの分かりやすい解説が実現しているんですね。

勝又健志の特徴③非常に生真面目で先生みたいな人

勝又さんは、生真面目な人柄穏やかな語り口が印象的な人物です。めちゃくちゃテンションを上げて叫ぶようなことはなく、常に心を揺らさないような性格の持ち主。

そんな勝又さんですが、実は若い頃に塾の講師をやっていた経験もあるそうです。生徒さん達の前に出て、みんなが理解できるように授業をする。

だからこそ、感情的に話してしまったら相手に言いたいことが伝わらないのを分かっているのです。。きっとこの”塾講師という経験”が、評判の高いあの”解説力”にもつながっているのでしょう。

勝又さんは、解説をする際にも”生徒が理解できるような語り口”を意識して視聴者へ言葉を届けているんでしょうね。
あまりにも「先生っぽい雰囲気」が出ているので、親しみを込めて”勝又先生”なんて呼ばれることもあるみたいですよ。

EX風林火山の勝又健志についてまとめ

では、ここまでをおさらいします。

■勝又健志とは?

  • EX風林火山のメンバー
  • 鳳凰位を30半ばで獲得
    トッププロの仲間入りをする
  • Mリーグ初年度にチームへ加入

■勝又健志さんの特徴

  • 特徴①類まれなる頭脳によって「軍師」と呼ばれている
    類まれなる頭脳を持つことで有名
    チンイツの待ちを一瞬で把握できる
    通称”麻雀IQ220”
  • 特徴②圧倒的な解説力の高さ
    業界でトップクラスの解説力
    圧倒的に分かりやすい
    他スポーツの解説を聞いて勉強している
  • 特徴③非常に生真面目で先生みたいな人
    若い頃に塾講師をやっていた
    穏やかな語り口で物事を伝える
    ”勝又先生”って呼ばれることもある

ここまでお話しして分かるように、勝又さんは本当に凄まじい頭脳の持ち主です。当然ながら、麻雀のプレイヤーとしても圧倒的な実力を持ち合わせています。

そんな勝又さんの所属する風林火山は、Mリーグ2年目に耐えがたい辛酸を味わうこととなりました。
もともと、勝又さんは「絶対に勝つ」なんて言葉を使う人ではありません。なぜなら、麻雀は”絶対勝つ”っていう意気込みだけで勝てる競技ではないからです。

そんな勝又さんが、「絶対勝つ」という使ったことの無い言葉を使うようになったのです。穏やかで感情を荒げることの無いはずだったのに…

そんな”軍師”は、並々ならぬ覚悟を持って2020シーズンから先のMリーグへ挑みます。覚悟を決めた男の行く末をお見逃しなく!

Mリーグは、ABEMAプレミアムであれば全試合を楽しむことができます。もしよければ、そちらからお楽しみください。

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