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”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

この記事をお読みのあなたは、”Mリーグ”がどんなものなのかご存知ですか?Mリーグとは、2018年に発足した”プロ麻雀リーグ”のことです。そして、Mリーグではドラフト会議によって出場する選手が決められています。

この話を聞いて、少し驚いたかもしれません。なんと、Mリーグにはドラフト会議があるのです。

「え、ドラフト会議?ただ麻雀やるだけなのに?」
「ドラフト会議ってプロ野球だけじゃないの?」

そんな感想を持つんじゃないでしょうか?私も初めて聞いたときはそう思いました。過去にはバスケのリーグで採用された例もあるようですが、Mリーグ発足前は「ドラフト会議と言えば野球のこと」でした。

野球であれば、1チームに最低でも9人が必要だからドラフトで何人も指名するのは分かります。しかし、そもそも麻雀は個人の競技です。ドラフト1位、2位…と人を何人も指名する意味がどこにあるんでしょうか?

この記事では、そんなMリーグのドラフト会議へ焦点を当てて解説していきます。この話は、私も初めて聞いたときはとても驚いた覚えがあります。

Mリーグのドラフト会議の概要について

Mリーグ発足が発足したのは2018年、この記事を書いているのは2020年なので、わずか2年前のことです。2018年の7月17日に、サイバーエージェント社の藤田社長によって”Mリーグ”というプロ麻雀リーグが発足されました。

しかしMリーグが発足した直後、参加するチームは決まっているもののまだ選手が存在していない状態でした。各チームには選手3人が所属しすること。Mリーグの期間は約半年。選手は、チームから最低でも400万円以上の年俸が保証される。そういったルールが決められ、”ドラフト会議”を行うことが発表されました。

すでに、世の中に”麻雀プロ”と呼ばれる人は2000人以上が存在しています。その麻雀プロの中からMリーグに参加する21人をドラフト会議によって指名することにしたのです。
(2018年当時…チーム数は7で、各チームの選手数は3人なので計21人)

ドラフト会議が行われたのは、2018年8月7日です。会場は、「グランドプリンス高輪」というプロ野球のドラフトでも使われる高級ホテルです。そんな由緒正しい会場で、文字どおり麻雀プロ全員が注目するMリーグのドラフト会議が始まりました。
Mリーグ最初のドラフト会議について(記事)

ドラフトの様子は、インターネットテレビABEMAによって生中継。多くの関係者が集まり、少なくとも千人近くが会場でドラフトの様子を見守ります。

野球のドラフトと同じように、各チームがドラフト1位を指名したら次は2位…というように、希望する選手の名前を発表していきます。

途中、指名が複数チームで重なるような場面もあり、抽選で勝ち抜いたチームが選手を獲得していました。ドラフトで指名された選手は、まさに人生が変わった瞬間といえるでしょう。


このように、Mリーグではプロ野球と同様に、毎年のドラフトによって選手の補強を行います。いまだ指名されていないプロ達にとって、Mリーグのドラフトは目指すべき夢の場所なのです。

ここまでして大規模にドラフトをやる理由

なぜ、わざわざこんな大規模に選手を指名する必要があるのでしょうか?そして、ここまで多くの人が注目する理由は何なんでしょうか?

その理由を一言でいうなら「Mリーグの注目度が大きいから」です。Mリーグには2020年現在、計8つのチームが参加しています。これは、8つの大企業がMリーグへ多くのお金を使っているということです。選手の年俸は最低でも400万円ですから、選手は指名されただけで生計を立てることができます。

しかもメディアへの露出も多く、Mリーガーに選ばれるか選ばれないかによって、その後の人生がすべて変わってしまうレベルです。

もともと麻雀界にはMリーグのように日を浴びる舞台がほとんどなく、稼げる業界ではありませんでした。そんな麻雀界にとって、Mリーグはまさに”希望の光そのもの”です。だからこそ多くの麻雀プロ・関係者・ファンの注目を集めながら、ここまで大規模にドラフトが開かれているのです。

Mリーグのドラフト会議についてまとめ

では、ここまでをおさらいします。

■Mリーグの”ドラフト会議”について

  • 2018年8月7日、プロ野球のドラフト会議と同じ会場で
    初のドラフト会議が実施された(グランドプリンス高輪)
  • 会場には1000人近い関係者が集結
  • 初代Mリーガー21人が指名された
  • 会議の様子は”ABEMA(tv)”で生中継

■大規模にドラフト会議をやる理由

  • Mリーグの注目度が大きいから
  • 多くの大企業がMリーグへお金をかけているから
  • Mリーガーとして選ばれたら、人生がすべて変わるから

Mリーグのドラフト会議が、いかに大々的に行われるものなのかが分かったかと思います。Mリーグが麻雀界にとって”希望そのもの”なので、その”ドラフト会議”は麻雀界でもっとも注目度を集めるイベントの一つなのです。

2020年現在、計3回のドラフト会議が行われましたが、特に第一回のドラフト会議は圧巻でした。それは、今まで存在していなかった”Mリーガー”と呼ばれる人々が生まれた瞬間だからです。Mリーガーとなった選手は、多くのメディアから注目され、ファンから応援される存在となります。

もしあなたが関心を持ったなら、ぜひ第一回ドラフト会議の様子を見てみてください。その様子は、いまでもABEMAプレミアムで視聴することができます。
「これから何が起こるんだろう?」とワクワクする麻雀界の方たちの空気を感じることができると思いますよ。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。質問・連絡などあれば、メインメニューにあるお問い合わせページからお願いします。

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