この「試合の面白ポイント配信シリーズ」では、試合を見てファン(管理人)が感じた興奮を記事にしてお伝えしています!

今回話す11月24日火曜の2戦目は、
渋谷ABEMAS白鳥翔さん
EX風林火山滝沢和典さん
TEAM雷電瀬戸熊直樹さん
KONAMI麻雀格闘倶楽部佐々木寿人さん、という対戦メンバーでした。

それでは、さっそく試合の面白ポイントを話していきます!

ライバル対決が勃発?激しくぶつかるタキヒサ

試合の前半から、ライバルと呼ばれる滝沢さん寿人さんが激しくぶつかりました!東1局、試合のしょっぱなから滝沢さんが攻めて、いきなり寿人さんからアガリ牌の4筒をとらえます。

リーチ・タンヤオ・ピンフ・ドラ4、12000点の巨大な一撃!

そしてその次、東2局は寿人さんがやり返すリーチ・ツモ・ドラ1のアガリで4000点を加点!

そして次は寿人さんが親番の東4局です。リーチ・ツモ・ピンフ・ドラ1の2600オールをアガり、最初の12000点の失点をすべて取り返しました

このままタキヒサと呼ばれる滝沢さん寿人さんの2人がやりあうと思いきや…?

鳥熊の動物対決?さっきのライバル対決は終わりです。

ここまでタキヒサがやりあう中、後手に回っていたABEMAS白鳥さん
自身の最後の親番である南1局を迎えます。18800点の4着に沈んでいる状況で、なんとしてもこの親番で加点しなければなりません。

しかし、5巡目という早いタイミングで滝沢さんからリーチが来てしまいます。そして寿人さんから9巡目に2人目のリーチが来てしまいました。

絶対に加点したいのに2人のリーチがかかっている。アガれる可能性の薄そうな七対子のテンパイを入っている白鳥さん。

しかし、ここは意を決して3萬を待ち牌にしてリーチへ踏み切りました。白鳥さんの待ち牌は山に残り1枚、滝沢さんの待ちは1枚、寿人さんの待ちはなんと4枚!

つまり、3人の待ち牌は山に6枚残っていてその中に白鳥さんの待ちは1枚しかありません。勝率は1/6、ほぼ絶望的な状況。

しかし、あきらめなければ勝利をつかめることもある。リーチ3番手の白鳥さんが滝沢から3萬を直撃!

なんと、3人リーチを制することができました!勇気を出して戦えば、こんな恩恵が得られることもあるなんて…

先ほどのチャンスをものにして、親番を連荘した白鳥さん。ご褒美なのか、ここで大チャンス手が舞い降ります

盤石の形で1萬4萬3萬という待ちのリーチをかけ、リーチ・一発・ツモ・赤赤という大きな加点!

七対子を駆使して、非常に薄いチャンスをものにしたことで一気に突き抜けることに成功した白鳥さん。このリードを生かしたことにより、無事にトップで試合を終えることに成功しました。

白鳥さんが大きなリードをした後、息をひそめていた雷電の瀬戸熊さんもチャンスをつかみ始めます。
終わってみれば、1着:白鳥さん2着:瀬戸熊さん3位:寿人さん4位:滝沢さんという結末。

タキヒサ対決と言っていたのがすごく過去のようです。鳥と熊のワンツーフィニッシュ。印象的だったのは、ごくわずかなチャンスを手にしてトップへの道を切り開いた白鳥さんの戦いです。

ほんのわずかな希望だとしても、それをあきらめないことにより大きな結果を得られることがある。
そんな、麻雀という競技の面白さを感じられるような試合展開でした。

【オマケ】真面目、かつ清潔感のある髪型をした解説の朝倉さん

この日の解説者は、U-NEXT Piratesの朝倉選手です。少し前の動画で僕がメッセージを送った朝倉さんですね。

朝倉さん、この日はすごく特徴的なビジュアルで現れました。参考ツイートを引用しますが、こんな感じです。

本人いわく、真面目で清潔感のある髪型をスタイリストさんに依頼したらこうなったらしいです。