(管理人ツイッター)
”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

この記事では、Mリーグ大好きな管理人が試合を見て感じた熱狂をままお届けしていきます。
今回は2020年10月15日、2020シーズンが開幕して7日目の試合です!

今回の試合は、各チームの思惑が細かく絡み合った非常に見ごたえのある試合でした。そんな状況の中で、イチかバチかの選択を迫られ戦い抜く選手たち。

そんな戦う選手の姿こそが、Mリーグにおける一番の醍醐味と言えます。この試合を通じて、そんな各選手たちがどんな戦いを見せてくれたのかを存分に語っていこうと思います。

この記事で主に取り上げるのは、2戦目を強い気持ちで制した”渋谷ABEMAS”に所属する日向藍子さんです。見ているこちらにも本人の気持ちが伝わってくるような戦いぶりでした。
日向さんの紹介記事

↑一番右が、記事でお話しする日向さん

ABEMASの他3人を明るく支える日向さん。試合中の様子を見ると、実はその内面に大きなプレッシャーを抱えていることが分かります。

そんな日向さんが、いかにして戦いを繰り広げたのかについて、ここから存分に語っていきますね!

強豪ABEMASへ加入し、最大規模の舞台へ立ち向かう

日向さんは、Mリーグ2年目の2019シーズンにABEMASへ加入した”新戦力”です。加入が決定したドラフト会議の場では、カメラの前で感動の涙を流すような場面も見られました。

加入したABEMASは、過去2シーズンともファイナルシリーズ(決勝)へ出場した強豪ームとして知られています。絶対的なエース多井隆晴さんを中心に、強い絆で結びついたチームメイト達。

そんな強豪チームの中で日向さんは、獅子奮迅の戦いを見せて加入に好成績を残すことができました。新加入したMリーガーの中では、”怪物”と呼ばれたサクラナイツ沢崎さんに次いで高い成績

個人としてはかなり満足のいく結果でしたが、ファイナルシリーズで惜しくも優勝を逃してしまうことになります。雪辱を晴らすために、そして昨年の個人成績が偶然じゃないことを証明するためにも、強い気持ちを持って10月15日の試合へ臨んだのです。

強烈なプレッシャーの前に、強い気持ちで押し切った勝利!

試合中の日向さんは終始、必死な表情を浮かべていました。加点して有利な状況になっても、最後までどうなるか分からないのが麻雀です。

点数が暫定1位になったとしても、強力な他3選手の前に守り続けていては追い抜かれる可能性が高いです。そのため、最後まで守りに回りすぎないよう攻め続ける姿が印象的でした。

↑終盤、有利な状況で攻め抜いた日向さん

上の場面は、勝負を決定づける日向さんのアガリが出た場面です。
あくまで素人の目線ですが、昨年よりも攻める場面での踏み込みが深くなったような印象を受けました。常日頃の練習により、昨年よりもグレードアップしているのかもしれませんね。

実質、勝負は上の場面(南3局)で決まったと言っていいでしょう。しかし、この試合はこの次の最終局も最高におもしろい内容でした。

上のツイートの左上に表示されている各者の点数を見てみてください。
前原雄大:19,900点、瀬戸熊直樹:20,600点
朝倉康心:21,900点、日向藍子:37,600点

日向さんだけ離れた点数ですが、他3人の点数が非常に近い状況です。2着の朝倉さんから4着の前原さんまで2,000点の差しかありません。

点数は近いですが、2着で試合を終えるのと4着で試合を終えるのとでは、天と地の差です。つまり、最終局である南4局をどう戦うかが非常に重要な局面なのです。

この南4局は、3者の思惑が絡み合う”非常に痺れる展開”となりました。ぜひともこの緊張感は、直接Mリーグを見て体感していただきたいなと思います。

↑試合の幕引き、4者がそれぞれの結末を迎えた

2020年10月15日の”熱狂”についてまとめ

それでは、ここまでをおさらいします。

■強豪ABEMASへ加入し、最大規模の舞台へ立ち向かう

  • 昨シーズンに新戦力として加入した日向さん
  • 2019シーズンは好成績を残せた
  • ファイナルの雪辱を晴らすべく戦い抜く

■強烈なプレッシャーの前に、強い気持ちで押し切った勝利!

  • 終始、必死の表情で戦い抜く
  • 最後まで鋭く攻め抜いた
  • 他3者も熾烈な争いを見せる面白い展開!

無事に勝利を手にした日向さんは、インタビューでその胸のうちを語ってくれました。
「家で一人でネガティブでいる時に、今シーズン1回もトップ取れなかったらどうしようみたいなことを思ったりする」

このMリーグが、いかにプレッシャーの強い舞台なのかを象徴するような言葉です。それと同時に、いつも明るい日向さんの胸の内を知れますね。

明るさの中にもプレッシャーを抱えて戦っている日向さん。ですが、そんなプレッシャーはチームメイトやファンのみんなと一緒であれば、平気で乗り越えていけるはずです。

ABEMASの選手たちを見ていると、そんな気持ちにさせられます。Mリーグ屈指の強豪である”渋谷ABEMAS”が、過去のシーズンと同様に躍進していく様子から目が離せませんね^^

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