(管理人ツイッター)
”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

この記事では、Mリーグ大好きな管理人が試合を見て感じた熱狂をままお届けしていきます。
今回は2020年10月13日、2020シーズンが開幕して6日目の試合です!

Mリーグを見ていると、”麻雀という競技のドラマ性”を深く感じさせられます。

誰かの行った行動が他の誰かの運命を左右して、時にはどうやっても抗えないような不運に巻き込まれることもあって、ほんのわずかな隙間をくぐり抜けた先に最高の結果が待っていることもある。

筋書きのないドラマが毎試合で繰り広げられて、息つくヒマもない。麻雀に魅せられる人が多いのも理解できます。

↑Mリーグに魅せられた管理人ヒロユキ

本日10月13日の試合も、そんな筋書きのないドラマを感じさせるようなものでした。

この記事では、そんなドラマを演じてくれた”U-NEXT Pirates”に所属する”船長”こと小林剛さんの安定感がバツグンな戦いぶりについて語ります。
小林さんの紹介記事


↑一番左が、記事でお話しする小林さん

パイレーツの選手たち、ファンのみなさんから頼られる、まさに”精神的な支柱”

「小林さんなら何とかしてくれる」
そんな期待を背負って、2戦目に出場したのが小林さんです。そんな小林さんが、いかにして戦いを繰り広げたのかについて、ここから存分に語っていきますね!

出足でつまづく前年度チャンピオン「U-NEXT Pirates」

U-NEXT Pirates(パイレーツ)といえば、Mリーグファンなら誰でも知っている2019シーズンのチャンピオンです。フェニックスと繰り広げた熾烈な最終決戦も記憶に新しいのではないでしょうか。
優勝までの軌跡はこちらの記事で紹介

そのパイレーツは、非常に厳しいレギュラーシーズンをくぐり抜けて大逆転を果たしました。そして、2020シーズンも同じように厳しい状況へ陥ってしまったのです…

開始から4戦を行い、4着が3回。前年度チャンピオンは出足でつまづいてしまいました。麻雀は4人で行う競技ですから、4着を何回も取ればもちろん成績も下降します。

チームランキング(2020年10月14日)試合開始前
順位 チーム名 トータルポイント
1位 赤坂ドリブンズ 170.9ポイント
2位 EX風林火山 100.1ポイント
3位 KADOKAWAサクラナイツ 77.8ポイント
4位 渋谷ABEMAS -2.5ポイント
5位
セガサミーフェニックス
-43.7ポイント
6位 TEAM雷電 -62.6ポイント
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 -108.8ポイント
8位 U-NEXT Pirates -131.2ポイント

↑10月13日の試合が始まる前

ランキングは文句なしの最下位、8位です。
そんな状況を受けて出場したのが、鋭い眼光でおなじみの瑞原さんです。

瑞原さんの紹介記事

瑞原さんは実に冷静な戦いを見せてくれました。どんな状況でもその場その場の最善を尽くす戦いぶり。
しかし、最善を尽くしても勝てないことがあるのが麻雀という競技です。それが麻雀の面白さとも言えるでしょう。

無念の4で試合を終えることとなります。


そして、2戦目へ出場することになったのが、みんなの心の支え。船長”小林剛”です!

最下位でもやることは同じ。船長小林の安定した航海術

小林さんが”船長”として頼られるのは、「安定したメンタル」「安定した実力」があるからこそです。チームメイトにはいつも頼れる優しい言葉をかけ、自分が試合に出たらプラスの成績を持ち帰ってくる。

本人は決して慌てた様子を見せずに、ひょうひょうとした表情でそれをやってのける。そんな船長がいてくれたからこそ、みんなが安心して戦い、チャンピオンになれた

”チームメイト””チームの関係者”、そして”ファンのみんな”は、そんな昨シーズンの道のりを覚えています。だからこそ、2戦目に船長が出場すると聞いて”安心感”を抱くことができるのです。

小林さんの打つ麻雀の特徴は、
「一撃が小さい代わりに手数が多い」
「手数を多くすることで相手の反撃を封じる」
「いざ攻められた時の守りが固い」
こういった点が挙げられます。もちろん、麻雀という競技は非常に複雑性が高いので、状況によっては全く違う打ち方をする場合もあります。

だからこそ、戦う選手は幅広い視点を持って、その状況に適した最善手を短い時間の中で選び続けなければならないのです。

しかし、麻雀の試合は非常にメンタルを削られるため、最善手を選び続けるのは困難です。手痛い失点をした直後なんかは、どうしても強引に点数を取り返したくなるものです。

ただ、もし強引で雑な選択をしたら”さらなる失点を重ねる”可能性もあります。そのため、麻雀の試合では強いメンタルを持って戦う必要があるのです。

その点、この試合で”船長”小林さんの行った選択は、実に冷静で的確なものでした。

序盤に加点した小林さんが、限りなくトップ(1着)へ近づいた場面をご紹介します。小林さんの打ち方は”点数が安いケースも多い”ため、小林さんへ攻め込んで失点しても大したダメージにならないことも多いのです。

そんなイメージを逆手に取り、2着へ位置していた瀬戸熊さんから”そそこ大きな点数”を得ることに成功したのが以下の場面です。

このように、表情を変えず冷静な加点を続け、時には的確な守りを続けました。そういった見事な”航海術”を披露し、パイレーツへ初のトップ(1着)をもたらすことになったのです!

2020年10月13日の”熱狂”についてまとめ

それでは、ここまでをおさらいします。

■出足でつまづく前年度チャンピオン「U-NEXT Pirates」

  • 昨シーズンに劇的な優勝を見せたパイレーツ
  • 2020シーズンは、出足で躓いてしまう
  • 1戦目で最善を尽くした瑞原さんは悔しい4着
  • いざ2戦目に現れたのが”船長”

■最下位でもやることは同じ。船長小林の安定した航海術

  • 安定したメンタルによる的確な戦い
  • 最下位だろうとやることは変わらない
  • ”船長”たるゆえん、安定した航海術
  • 期待通りの結果!1着をもぎ取る!

小林さんの存在感は、パイレーツというチームに”温かい雰囲気”をもたらしています。それは、チームメイトが”船長”のことを心から信頼しているからなのでしょう。

その信頼に答えて、小林さんは見事に1着を獲得!この結果によって、最下位のパイレーツはグッと上位陣へ点数が近づきました。

パイレーツの負の連鎖は小林さんが止めてくれました。しかし、小林さんだけがトップを取っても意味がありません。なぜならMリーグはチーム戦だからです。

しかも、小林さんは一人でみんなを引っ張るようなタイプではありません。
「あくまで自分はチームメンバーの一人、みんなで勝とう!」
これこそが小林さんのスタンスです。


このトップをきっかけに他のメンバーが勝ちを重ねたら、パイレーツは昨シーズンのような活躍を見せることになるでしょう。

果たして昨シーズンのようにパイレーツが劇的な勝利を見せるのか?
はたまた他チームがパイレーツの行く末を阻止するのか?
これからの展開が楽しみですね^^

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