この「試合の面白ポイント配信シリーズ」では、試合を見てファン(管理人)が感じた興奮を記事にしてお伝えしています!

今回話す11月30日月曜の1戦目は、
KONAMI麻雀格闘倶楽部前原雄大さん
TEAM雷電瀬戸熊直樹さん
セガサミーフェニックス近藤誠一さん
EX風林火山滝沢和典さん、という対戦メンバーでした。


それでは、さっそく試合の見どころを話していきます!

お互いにひたすら殴り合う、超打撃戦!

この試合は、とてつもなく激しい打撃戦となりました。

すべての局でリーチが発生し、流局せずに試合が進む。ぶつかり合い、めくり合い、全員が正面から殴り合う。激しい激しい戦いぶり
見ていてすごくドキドキして、見ごたえのある試合でした!

初っ端の東1局から3人リーチになる展開です。瀬戸熊さん、近藤さん、滝沢さんがぶつかり合う激しいリーチを制したのは瀬戸熊さんでした。

リーチ・一発・ツモ・ドラ1の8000点!
これで試合の主導権を握ると思いきや他者の激しい押し返しによって、そうはなりませんでした。

序盤を制したのは前回の試合で見事な逆転劇を見せた格闘倶楽部の前原さんです。Mリーグの中でも最年長クラスの大ベテランです。

前回の勢いそのままに試合を制してしまいそうな凄まじい破壊力でした。そんな前原さんが序盤を制するきっかけになったのが、東4局の場面です。

この局は前原さんだけがリーチをするという一人舞台になりました。ここでアガったのがリーチ・ツモ・三色・ドラドラ12000点

これでトップに上がった前原さん!しかし、試合が終わった時点では2着でフィニッシュ

トップになったのは、試合の後半戦を制した選手でした。

来た球をひたすら打ちまくる!愚直な侍、滝沢

後半戦で主導権を握り、トップを奪い取ったのは風林火山の滝沢さんでした。滝沢さんはこの試合を迎えるまで、なんと個人で3連敗をしていたところです。

自身が3連敗したことが起因して、チームのポイントも減少を続けていた最中でした。そんな状況の中、滝沢さんは試合前に作戦を語りました。
「この試合は、来た球を打ち返して戦う」

要するに、練習をばっちりしたからごちゃごちゃ考えずにやるという意味です。練習した通りに、そのまま臨もうということ。

言葉だけ聞くと単純な話に聞こえますが、そんな簡単なものではありません。無限の選択肢がある麻雀という競技で、シンプルに臨むというのはどういうことなのか…

自分が初級者だからこそ、その難しさを実感します。来た球を打ち返し続けた滝沢さんの見どころは、まず東3局です。

親の近藤さんとリーチがぶつかった局面。待ち牌が残り2枚しかないカン2索待ちで近藤さんから8000点を直撃します。

次の勝負どころも近藤さんとのぶつかり合いになりました。それは南3局の局面。

ここまでめくり合いで負けが続き、苦しい状況へ陥っていた近藤さんの親番です。リーチのめくり合いを行い、滝沢さんが勝利をおさめる。

リーチ・ツモ・発・ドラ4の12000点を加点。攻めるべき手で攻めた結果、連敗を止める大きな勝利!

来た球を打ち返す作戦が見事にハマる結果となりました!

非常にエキサイティングな試合なので、ぜひご覧になってはどうでしょうか^^