この「試合の見どころ解説シリーズ」では、ファン(管理人)の目線から試合の見どころを分かりやすく解説しています。
今回話す12月10日(木)の1戦目は、
KONAMI麻雀格闘倶楽部の藤崎智さん
赤坂ドリブンズの村上淳さん
KADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎さん
セガサミーフェニックスの茅森早香さん、という対戦メンバーでした。
大和証券 #Mリーグ2020
12/10(木) レギュラーシーズン39日目
第1⃣試合の出場選手発表
東家:#藤崎智
KONAMI麻雀格闘倶楽部南家:#村上淳
赤坂ドリブンズ西家:#内川幸太郎
KADOKAWAサクラナイツ北家:#茅森早香
セガサミーフェニックス▽19時〜試合開始
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ) (@m_league_) December 10, 2020
では、さっそく試合の見どころを話していきます!
誰も譲らぬ東場の激しい大接戦!
試合の立ち上がりは、誰も譲らぬ大接戦でした!
(実は、そのあとちょっと展開が変わるんですが…)
守りが固いうえに攻めも強い、ドリブンズの守り神である村上淳さんがまずは先行します。試合の最初に見せたのは代名詞のリーチ!
元気のいい声でかけた先制リーチ、4萬7萬待ち!まずは危なげなく4萬をツモ!
【#Mリーグ2020 実況】
東1局 ドリブンズ・村上が高め三色の先制リーチ!安めながらも満貫ツモで幸先良いスタート‼️ pic.twitter.com/4XAslaJexP
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) December 10, 2020
村上さんはいつも試合前に岩盤浴へ行っているんですが、いつもの店が開いていなかったそうです。やむなく別の店に行ったのですが、それがいい方向に働いているかも?とのことです。
次に姿を見せたのが、忍者の異名で知られる格闘倶楽部の藤崎さん。親の村上さんを抑えるべく、平和リーチをかける!
このリーチできつい展開になったったのが、フェニックスの茅森さん。満貫が確定した大物手をテンパイしたんですが、勝負牌が藤崎さんにつかまります!
【#Mリーグ2020 実況】
東2局 麻雀格闘倶楽部・藤崎が平和のみのダマからドラ引き変化でリーチ!茅森も満貫確定の聴牌で追いつくも藤崎が3900のアガリ‼️ pic.twitter.com/D7Wfsrq9Xj
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) December 10, 2020
3900点を加点し、藤崎さんは村上さんを追いかけます。
そして、次に姿を現したのがサクラナイツの内川さんです。親番の東3局にリーチ・ツモ・ドラ1の2600オール!
【#Mリーグ2020 実況】
東3局 親のサクラナイツ・内川が聴牌外しからの両面リーチで2600オールをアガって連荘‼️ pic.twitter.com/m6jOZXlSkr
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) December 10, 2020
内川さんは「手順マエストロ」という異名を持ち、手作りが丁寧なことで知られています。このアガリは、そんな内川さんの丁寧な手作りが光った局でした。
ここまで序盤の攻防戦についてお話ししてきました。しかし、ここまでの話はただの前置きです。
本当の見どころはここからでした。この試合、後半からは全く別のとんでもない展開を見せることになります。
吹きやまない桜吹雪!桜の王子、内川が咲き誇る!
試合が動いたのは南2局!
ここまで苦しい展開の続いたフェニックス茅森さんが、8索9筒のシャンポンで勝負のリーチをかけました!
そんな中で内川さんが、ドラを切れば一気通貫の確定したテンパイを取れるようになりました。しかし、こんな危険なドラを切って勝負するわけにいかない!
内川さんは別の牌を切って、いったん勝負から遠ざかりました。そこにやってきたのが藤崎さん!リーチ・ドラ1の1筒4筒待ち!
2人リーチになり、非常に場が緊迫してきました。そんな状況で、先ほど退いた内川さんが復活を果たしたんです。
内川さんは、2人のリーチに対して勝負リーチをかけます!そして1発ツモ!
【#Mリーグ2020 実況】
南2局 茅森と藤崎の2軒リーチに対して一旦は受けたサクラナイツ・内川が3軒目リーチを一発でツモって跳満!トップ目に浮上して親番を迎える‼️ pic.twitter.com/QbgxyYjizQ
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) December 10, 2020
リーチ・一発・ツモ・一気通貫・ドラ1!下位に沈んだサクラナイツを救うすさまじいアガリ!
焦ってリーチへ行かず、手をしっかり育てたのが大きかった!そして、ここからが本当の見せ場でした…
アガって親番を迎えた内川さん。この南3局は、まず茅森さんと藤崎さんのぶつかり合いになりました。
茅森さんの勝負手!リーチ・タンヤオ・ピンフ・ドラ1!そして藤崎さんはカン8筒のダマテン!
そんな2人を尻目に驚異的な手を育てていたのが、親の内川さん。タンヤオ・ピンフ・一盃口・ドラ3!18000点をダマテンで藤崎さんから直撃します!
【#Mリーグ2020 実況】
南3局 茅森のリーチに藤崎のチャンタ三色のダマテン!しかし親の内川が追いついて跳満のダマテンを藤崎からアガって大量リードで更に連荘‼️ pic.twitter.com/rQrIqgAVpK
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) December 10, 2020
実質、勝者は内川さんで確定しました。しかし、勝負はこれで終わりじゃなかった!
連荘中の内川さん、まずは800オールの安手で親をさらに連荘。そしてその次に驚異のダメ押し!
局が終盤までもつれた末に、内川さんはハイテイで3索をツモり、とてつもない加点!
【#Mリーグ2020 実況】
南3局2本場 村上がドラをポンしてタンヤオの満貫聴牌も親のサクラナイツ・内川が海底で高め三色をツモって跳満!持ち点は8万点を越えて更に連荘‼️ pic.twitter.com/sfhohbA6o6
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) December 10, 2020
ツモ・ハイテイ・白・三色・ドラ1のアガリ!6000オールで持ち点は80000点を突破!
桜の王子、内川幸太郎による桜吹雪が吹きやまない!下位に沈んだ自身のチームを一気に浮上させるすさまじいアガリっぷりでした!
こうして、この試合は内川さんの驚異的なアガリラッシュで幕を閉じました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。