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”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

この記事では、Mリーグに所属する選手についてご紹介します。
今回お伝えするのは、セガサミーフェニックスのチームメンバーである魚谷侑未(うおたにゆうみ)さんです。

↑フェニックス公式ツイッターより

魚谷さんと言えば、最強の女性選手として名高い人物です。Mリーグが始まった2018年、「女流日本シリーズ」「日本オープン」という麻雀界のビッグタイトルを立てつづけに取ってしまったのです。

そんな勢いある魚谷さんは、当然のようにドラフト指名を受けてMリーグへ参入します。そしてMリーグ期間中に「王位」というタイトルを取得したことによって、1年の間に3つのタイトルを取った”三冠王”となりました。

2020年現在、そんな魚谷さんへ憧れて麻雀プロを目指す人も珍しくありません。ここまで多くの人を引き付けてやまない魚谷さんとはどんな人物なのか?Mリーグでどんな活躍をしてきたかについて、この記事で掘り起こしていきます。

初心者でも読みやすいように、麻雀の細かい技術よりも魚谷さんの個性へフォーカスした内容となっています。それでは、記事の本題へ移っていきましょう!

セガサミーフェニックスのチームメンバー「魚谷侑未」とはどんな人?

魚谷さんは、セガサミーホールディングス㈱の運営するMリーグチーム”セガサミーフェニックス”の選手です。2018年の第一回Mリーグドラフト会議にて、1位指名をされました。

魚谷さんはMリーグ全体の中では、やや若い年代に分類されます。”最速マーメイド”というキャッチフレーズを持っています。”マーメイド”は人魚という意味です。親しみやすいながらもなんだか勢いを感じるキャッチフレーズですよね。

2019シーズン最終日のことです。フェニックスは最後の最後でパイレーツに抜かれたことで、ほとんど手中に収めていた優勝を逃すという、悔やんでも悔やみきれない負け方をしました。最終戦に出場した魚谷さんは試合が終わった直後、悔しさでまっすぐ歩けないような状態だったようです。

魚谷さんは最後に惜しくも負けてしまいましたが、「2019シーズンの主役は誰だったか?」と言われれば、間違いなく「主役は魚谷さん」と断言します。きっと、Mリーグを見ていたのであれば同意する人も多いはずです。

なぜ主役と言い切れるのか?そう言わせるだけの活躍をした魚谷さんについて、くわしい人物像やその活躍をお伝えしていきます。

魚谷侑未の特徴①感情豊かで、気持ちが入っている

魚谷さんの特徴をまず挙げるなら、”気持ち”という部分です。「魚谷さんの感情豊かな部分」をお伝えする上で、決して外せないエピソードが一つあります。それは、Mリーグ初年度である2018シーズンのことです。

2019年1月22日、Mリーグ2018における終盤戦。魚谷さんの所属するセガサミーフェニックスは追い込まれていました。セガサミーフェニックスは7位、当時のMリーグは7チーム体制だったので最下位に位置していたということです。終盤戦なので残りの試合数は少なく、点数を取り戻す機会は多く残されていません。ここで点数を減らそうものなら、レギュラーシーズンの突破が厳しくなるという状況です。

満を持して1戦目に魚谷さんが出場したところ、無念の4着(ラス)となりさらに点数を減らしてしまい、以下のような点数状況となりました。

チームランキング(2019年1月22日)1戦目が終わった直後
順位 チーム名 トータルポイント
1位 EX風林火山 324.2ポイント
2位 赤坂ドリブンズ 247.1ポイント
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 -34.0ポイント
4位 TEAM雷電 -47.5ポイント
5位 U-NEXT Pirates -84.5ポイント
6位 渋谷ABEMAS -100.2ポイント
7位 セガサミーフェニックス -305.1ポイント

セガサミーフェニックスは、6位からも200ポイント以上離された7位。レギュラーシーズンを突破するには4位へ入る必要がありますから、4位”TEAM雷電”の-47.5ポイントを最低でも上回らなければなりません。もう点数を減らすわけにいかないという状況で2戦目に出場したのが、1戦目と同じく魚谷さん。連戦です。

その2戦目で魚谷さんは1着(トップ)を獲得し、そこからフェニックスは4連勝。シーズン終盤戦の大混戦を演出することになります。勝利して魚谷さんがこの時ヒーローインタビューを受け、思わず感極って涙する場面がありました。その様子を見て、一緒に涙した視聴者も多いでしょう。私もその一人です。

↑当時の様子

しかし、最終的にこのシーズンはフェニックスは6位で予選敗退。無念の想いでシーズンを終えることとなります。また、実はMリーグ2018において魚谷さんは決していい成績を残したわけではありません。先ほどのような見せ場はあったものの、シーズン全体で見れば大きく負けており、個人としても悔いの残るシーズンになったようです。

しかし、これで終わりではありませんでした。

魚谷侑未の特徴②成長著しい、強い、”主人公力”がある

新たに始まった2019シーズン、昨年の無念を抱えて戻ってきた魚谷さんは別人でした。開幕戦では見事にトップを獲得。しかし麻雀は運の絡む競技なので、その後は上がったり下がったりを繰り返しましたが、シーズン中盤からは安定して上位陣に名を連ねるようになりました。

その様子を見て、他チームの多くの選手が「魚谷さんは昨年とはスタイルを変えてきた」と言います。

”スタイルと変える”について補足しますね。麻雀は、戦う舞台によって細かなルール設定が変わる競技です。たとえば、麻雀には”ドラ”という「使うだけで点数がUPするボーナス牌」があるのですが、その”ドラ”の使われている数が変わったりします。

”ドラ”以外にも細かなルールがあり、ルールの違いによって戦い方を調整する必要があるのです。ルールと合った戦い方ができないと、負けやすくなったりしてしまうのです。つまり魚谷さんは、昨年に大きく負けてしまったことを反省して戦い方を変化させてきたということです。
※この説明は、細かく理解しなくても大丈夫です。

中盤戦から成績を上げてきた魚谷さんは、終盤にかけてさらに調子を上げていきます。特筆すべきは、終盤戦で”2週間つづけて役満を出した”ことです。”役満”は、麻雀におけるアガリの一つです。達成するのが非常に難しい代わりに、最高の得点を得ることができます。試合中に1回でも役満をアガればトップはほぼ確定というものです。

その役満を、ひとりで2回も出すなんて普通あり得ません。そもそも、役満は狙って出せるようなものでもありません。それを2回出してしまう時点で、魚谷さんは”持ってる”ということなんでしょう。何を持ってるかと言えば、”主人公力”です。主人公補正と言い換えていいかもしれません。


↑当時の観戦記

最終的に、魚谷さんは2019レギュラーシーズンの個人成績を首位で終えることになります。そして、個人が得点を稼いだということはチームも得点を稼いだということです。

結果、フェニックスはレギュラーシーズンをぶっちぎりの首位で通過。魚谷さんは”Mリーグ最強”の呼び名を手にすることになりました。

「魚谷のシーズンだった」と言われる2019シーズンの活躍ぶりは、ABEMAプレミアムで見られます。魚谷さんは、終盤にかけて凄まじいオーラを放っていました。

魚谷侑未の特徴③実はめっちゃゲーマー?

ここから急に記事の雰囲気が変わりましたね。。
先ほどまでは魚谷さんのMリーグにおける活躍がメインの内容でした。ここからは、魚谷さんのキャラクター性にフォーカスしてご紹介します。

実は魚谷さんはかなりのゲーマーです。麻雀の話を聞いた後だとちょっと意外ですよね。最近は色んなゲームをやっているようですが、いちばん好きなのは”ギャルゲー”だそうです。魚谷さんのプロフィールを見ると、趣味の欄には”ギャルゲー”と書かれていることが多いみたいですよ。

ギャルゲーがよく分からない人向けに軽く補足します。要するに、「恋愛シミュレーションゲーム」のことです。選択肢を選んで恋人候補の好感度を上げ、最終的には恋人になるのを目指します。

選択肢の組み合わせによって無数の未来が存在し、ちょっとした選択の違いによって大きく未来が変わります。なんだか、本当の人生みたいですよね。1990年代に発売され、いまも人気を誇る”レジェンド”である「ときめきメモリアル」が大好きらしいですよ。やったことがなくても名前は知っていますよね?

魚谷さんのギャルゲー好きがよく分かるツイートがあったのでご紹介します。2019年に流行った映画「天気の子」を見た時のものです。

↓続き

セガサミーフェニックスの魚谷侑未についてまとめ

では、ここまでをおさらいします。

■魚谷侑未とは?

  • セガサミーフェニックス所属のチームメンバー
  • ドラフト1位指名の選手
  • 多くの麻雀プロから憧れられる存在
  • キャッチフレーズ「最速マーメイド」

■魚谷侑未さんの特徴

  • 特徴①感情豊かで、気持ちが入っている
    勝利の喜びで涙を流すこともある
    試合中に見せる、魂が入った表情
  • 特徴②成長著しい、強い、”主人公力”がある
    別人のような強さを発揮した2019シーズン
    1人で2回も役満を出す”主人公力”を持っている
    圧倒的な成績で、Mリーグ最強の選手となった
  • 特徴③実はめっちゃゲーマー?
    ゲームがめっちゃ好き
    いちばん好きなのはギャルゲーで、ときメモがお気に入り

魚谷さんがいかに麻雀に対して真摯で、なおかつ親しみやすい人なのかが分かりましたね。これほどの強さを身に着けるために、膨大な努力を重ねてきたそうです。2年の間、毎日12時間以上もの時間を麻雀に費やした時期もあるそうですよ。

メディアで魚谷さんを目にすると、言葉の端々からまじめな人間性を感じ取ることができます。まじめに麻雀と向き合い続けて、いまの実力を身に着けてきたんでしょうね。

魚谷さんはいつも「麻雀に男女差がないことを証明したい」と口にしていたようですが、Mリーグで首位を取った時点で”すでに証明済み”ですよね。

魚谷さんをはじめとした多くの女性選手による活躍は、ABEMAプレミアムで見ることができます。もしあなたが女性ならば、一度Mリーグで活躍する選手の様子を観戦してみてはどうでしょうか?
きっとお気に入りの選手が見つかると思いますよ^^

質問・連絡などあればメインメニューにあるお問い合わせページからお願いします。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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