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”美しきMリーグライフ”管理人のヒロユキです!

この記事をご覧のあなたは、麻雀に対してどんなイメージをお持ちですか?

  • お金をかけてやるもの?
  • 怖いおじさんがタバコを吸って徹夜でやるもの?
  • 麻雀強い人=イカサマが上手な人?
  • 積んである牌を倒したりしたら殴られることもある?

これが本当なら、麻雀なんかやりたくないですよね…
なんでこんな悪いイメージが多いんでしょうか?そして、このイメージは本当なんでしょうか?

この記事では、”悪いイメージ”がどこまで本当なのか?また、なんでこんな怖いイメージが私たちの頭に染みついているのかをお伝えしていきます。

よく言われる麻雀に対する怖いイメージってどんなものがある?

まず、”麻雀”と聞いてイメージされるのは次の言葉ではないでしょうか?
「ギャンブル」「タバコ」「徹夜」「反社会」「暴力」など…

これらの言葉を聞くと「うん、麻雀に手を出すのはやめよう!」って思いますよね。全部が本当なら、一般人が手を出すべき世界ではありません。こんな世界のことは忘れて平和に生きていった方が良さそうですね。

でも、実はこのイメージは真実からかけ離れています。

ここからは、麻雀についての本当の話をお伝えしていきますね。

麻雀にこんな怖いイメージがあるのは”漫画”の影響!

麻雀のイメージを人に聞いても、みんなが”怖いイメージ”を持っているわけではありません。なぜか、普段やらない人へ聞くと”怖いイメージ”をもっている人が多いのです。

実はそう思われる原因は、明確に分かっています。
それは「漫画の影響」です。

これは間違いないです。よく考えたら、私自身も元々はそんなイメージを持っていたような気がします。私は現在”約30歳”ですが、10代のころは麻雀に対して”なんとなく悪いイメージ”を持っていました。

その理由は、”哲也”という漫画を読んでいたからです。

↑”哲也”アニメ放送についてのつぶやき

”哲也”は、昭和を舞台にした麻雀打ちの物語です。主人公の阿佐田哲也(あさだてつや)は、イカサマも駆使しながら麻雀打ちとして”伝説の存在”に成り上がっていきます。時には、自分のイカサマを見破られて相手から暴力を受けるようなシーンもあります。文字どおり、1回1回の勝負へ命を懸けて戦い抜きます。

哲也はめちゃくちゃ面白いし、同じような麻雀漫画で面白い作品はたくさんあります。他に有名どころで言うと”アカギ”という漫画がありますよね。

主人公の赤木しげる(アカギ)は哲也のようにイカサマを使うことなく、敵も超人的な能力を使うわけではありません。あくまで、人間が現実的にできそうな範囲内で戦います。にもかかわらず、天才的な才能で勝利し続けます。1992年に漫画が始まり、最終回を迎えたのは2018年なので20年以上も連載されていました。

↑アカギについてのつぶやき

しかし、アカギも哲也と同じように”暴力”がたくさん描かれています。基本的に戦いに反社会が関与していて、アカギは文字どおり”命を懸けて”戦い続けています。だからこそ、より漫画が面白くなっているわけです。

こういった麻雀の漫画から影響を受けた人は多いことでしょう。ほかにも多くの漫画がありますが、有名なのはこの2作品ではないでしょうか?しかし、その弊害で「麻雀に対する怖いイメージ」がついてしまったのも事実です。

ただ、よく考えてほしいのですが”哲也”も”アカギ”も舞台は「昭和」です。それも昭和の後期ではありません。戦後間もない昭和20~30年代の辺りです。令和2年現在、昭和30年から数えて65年も経っており、すでに全く別の時代になっています。

当時は白黒テレビの時代ですが、現在は誰もがスマホで動画を見ています。麻雀はすでに裏社会のものではなく、広く大衆が楽しめるような娯楽になっています。2018年に発足したプロ麻雀リーグ”Mリーグ”では、麻雀の脱ギャンブル宣言が行われています。

要するに、”麻雀に対する怖いイメージは過去のもの”なのです。

※もちろん、現代を舞台にした麻雀漫画で、暴力の出てくる作品はあります。
ただ、いずれにせよ”フィクション”だということに変わりはありません。

”脱ギャンブル”を進める新たな時代の麻雀について

2000年代の辺りから、”脱ギャンブル化”をはじめとする麻雀のイメージ改善が進められています。私が学生のころに最も大きく衝撃を受けたのは、漫画”咲-Saki-”の登場です。

↑咲についてのつぶやき

それまでの麻雀漫画は、ギャンブルや暴力が出てくるのが普通でした。ただ、”咲-Saki-”は過去のどんな麻雀漫画とも違います。

暴力やギャンブルなんて出てきません。女子高生の登場人物たちが中心となって、”知的スポーツ”としての麻雀を戦い抜きます。麻雀漫画というよりも、スポーツ漫画に通ずるものがあります。

2020年現在も連載が続いているようですから、いかに影響力の大きい漫画なのかが分かりますよね。”咲-Saki-”が始まったあたりから、麻雀のイメージ改善が加速しました。

世の中に”知的スポーツ”としての麻雀が浸透し、脱ギャンブル化がすすめられ、女性や子どもやお年寄りも気軽にやれる競技へ変わってきました。正直、昭和の麻雀は腕っぷしに自信のある30代~40代の男性じゃないと取り組めない競技でしたからね。

きっと、この流れはますます加速していくことでしょう。

麻雀の怖いイメージについてまとめ

では、ここまでをおさらいします。

■”麻雀”と聞いて連想される怖いイメージ

  • 「ギャンブル」「タバコ」「徹夜」「反社会」「暴力」
  • 一般人は手を出さない方がいい

■怖いイメージを生んでいる原因

  • ”漫画の影響”
  • ギャンブルや暴力の出てくる作品
    「哲也」「アカギ」など…

■本当は怖くない、麻雀のイメージ改善が進行中

  • ギャンブルの出てこない麻雀漫画”咲-Saki-”の登場
  • 知的スポーツとしての麻雀
  • 老若男女が楽しめる競技
  • プロ麻雀リーグ”Mリーグ”の発足

念のため補足しておきますが、ギャンブルや暴力の出てくる麻雀漫画を悪いと言いたいわけではありません。私自身もそれを見て楽しんだ経験がありますしね。ただ、気を付けなければならないのは「あくまで漫画は漫画」ということです。

知的スポーツとしての麻雀が浸透した今、イカサマなんかしようものなら興ざめです。せっかく麻雀っていう最高に面白い競技なのに、イカサマによってゲーム性がむちゃくちゃになってしまいます。

事実として麻雀は、女性も男性もお年寄りも子どもも楽しめる最高のコミュニケーションツールです。お正月に親戚で集まってやる家族麻雀は、親族が仲良くなるための一番いい手段と言えます。
この記事をお読みのあなたも、偏見を捨てて麻雀を楽しんでみてはいかがでしょうか^^

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。質問・連絡など、何かあればメインメニューにあるお問い合わせページからお願いします。

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